地磁気エクスカーション

今日は急に涼しくなり、窓を開け放しにすると少し肌寒いほどです。

最高気温22度、最低気温19度ですから、ほんの少し前に北海道で39度の気温を記録したことが嘘のようです。

本屋さんで雑誌を立ち読みしていて、何気なく胡散臭い話と思いながらも読んでいたら薄ら寒くなるような話でした。

このような類の雑誌はUFOやら世界滅亡やら、大げさに書いているので信用できませんが、少し興味を感じたので、帰ってきてから、事の真実を確かめるためにネットで調べてみました。

驚いたことに書いてあることの元ネタは真実でした。

地球の磁極逆転、いわゆる地磁気エクスカーションで、いくつかネットの中で調べましたが、科学誌「ネイチャー」にも掲載されている話でした。

地震と同じで、地球の磁極が北と南で入れ替わるというのは、この2000年以内に確実に起きる地球規模の大変動でした。

その時何が起きるかについては、地球の磁場が10%ぐらいに弱まるまだら模様の状態になり、降り注ぐ太陽風の放射線に晒されることよって起きる被害の予測に関してはかなり幅がありました。

強烈な放射線と引き起こされる寒冷化により、多くの種が絶滅の危機に直面するだろうと言う予測から、日本のような低緯度の国でオーロラが見えたり、皮膚がんが少し増える程度だろうと言う予測まであり、実際はどうなるか分からないというのが真相なようです。

ただ地層に残る痕跡から、何百回もの地磁気エクスカーションを乗り越えて、初期の人類も他の生物も生き残ったと言う事実が、私を安心させてくれます。