病院へ薬を貰いに行く

今日は、病院へ持病の前立腺肥大症の薬を貰いに行きました。

病院は歩いて6分位の所にあるので、1カ月に1回ですが、近くてとても楽です。

薬を貰っているからといって、前立腺がんの恐れがあるかというと、今年受診した前立腺がん検診ではPSAの値が規定より1桁小さく、医師から来年は受診しなくて良いというお墨付きをもらっているので、今の所前立腺がんの心配はありません。

それでは前立腺肥大症の薬は必要か否かということになると、飲み始めてからやめたことがないので、薬がどの程度効いているかは定かではありません。

現在飲んでいる薬はアボルブを朝食後に1日1錠だけですが、薬は1か月分しか出してくれないので、病院へは毎月1回通っています。

アボルブは前立腺肥大症の薬の中では唯一、肥大した前立腺を小さくし、元へ戻す作用があるといわれています。

また主たる効能ではありませんが、男性型脱毛症に効果があるとされ、韓国ではその目的で認可されていると聞きます。

どちらかというと、こちらの方の魅力で薬を飲み続けているといっても良いくらいです。

とはいっても風呂に入る毎に抜け毛はたくさんあるので、本当に効いているかどうかは、これまた定かではありません。

 

いつも行っている病院は耳鼻科、内科、外科があり、そんなに大きくはないのですが、予約制ではないためか、いつ行っても待合室は混んでいます。

目の前に座っている80~90代と見える老夫婦が、廊下の上の方に掛かっているこの病院が建てられた当時の古い写真からそのまま出てきたようでしたが、なぜか心落ち着くものを感じました。

年をとると、個人の存在感は薄まって、風景の中に上手く治まる達観した風情が備わるのかもしれません。

40分近く待って、先生の診断は簡単な問診だけなので5分もかからず、薬が出るのをさらに待って、出てきたときは約1時間が経過していました。