読書について

最近は、若い人が小説をあまり読まないと聞きます。

よく聞くと小説が映像化されたドラマや映画はよく観ていて、小説を書いた作家の名前ではなく、出演している俳優の名前でよく記憶しているようです。

彼らは文字を読んでいると頭が痛くなるか、眠くなると言います。

小説は映画のように目で観ても、またラジオやCD小説のように聴いても、それなりの感激が味わえるのなら、それはそれで良いと思います。

今はスマホがあるので、いつでもどこでも、目で観ることができます。

私もスマホは持っていますが、読みたい小説を映像で観るためにはそれなりに手間もお金も掛かるので、安上がりに昔ながらの単行本を持ち歩きます。

家に居る時も小説は読みますが、むしろバスや電車の中、病院やトイレの中で読むことが多いような気がします。

小説は読み始めると、我を忘れて、作家の作り出す虚構世界に入っていくことができるのでやめられません。

習慣化すると、小説なしではいられなくなるので不思議です。

私は読んだ小説を取っておきたいという欲求が全くないので、読みたい小説は図書館で予約して借ります。

またどうしても最新の小説を読みたいという気持ちもないので、新刊も数年経って評判が薄れた頃に読むのが丁度良いです。