1月3日、火曜日、ふわりと浮いた大きな白い綿のような雲が薄い青空を背景に太陽に照らされて浮いたのどかな午後、お正月も3日目を迎えました。
妻は、いそいそと駅前のデパートへ出かけていきました。
天気が良いので、パキラと観音竹をベランダに出して、水やりをしました。
観葉植物を外へ出してから、テレビを買い替えてからWiFi設定をしていなかったのを思い出し、早速やってみました。
受信機を購入することなく、テレビ自体が無線WiFiの機能を装備しているのはとても便利です。
以前はデスクトップパソコンから線をテレビまで引っ張って映し出していました。
WiFiに繋いでも、netflixなどの有料配信サービスを利用するわけではなくて、単に無料のYoutubeを見られるようにするだけですが、ある機能は使ってみたくなるのが人情です。
妻などは、未だにYoutubeはユーチューバーが個人的映像を流している、若者向けの、時としてちょっと危ないウェブサイトと思っています。
設定は至って簡単で、テレビのリモコンを使って、ネットワークとインターネットを選び、受信可能な接続先を選択してパスワード(暗唱番号)を入力するだけで完了しました。
テレビを変えてから、たまに視るのは、4KかBSぐらいでしたが、これからはそれに加えてYoutubeをを視聴することになるのかもしれません。
Youtubeでトム・クルーズ主演の「トップ・ガン」のプロモーションビデオを見ていると、妻が帰ってきました。
妻に、Youtubeを利用する方法を教えると、納得したのか分かりませんが、リモコンを受け取ると、あとはテレビショップチャンネル所謂テレショップを視ていました。
女性はどうしてあのようにショップチャンネルを熱心に視るのか分かりませんが、時々化粧品などを購入しているようです。
ショップチャンネルは絶対的に安いという信仰があるのか、ネットで価格コムを調べ、アマゾン、楽天、Yahoo、ヨドバシで価格を調べ比較するという手間はかけないのが不思議でなりません。
テレビのチャンネルボタンを押してみると、昔と比べて随分とショップチャンネルが増えているのに驚きます。
あのようなテレビ通販のチャンネルが24時間放送をしていると知ってさらに驚きました。
4Kチャンネルでも、NHKの放送が終わって以降も、ショップチャンネルだけは数チャンネルが放送されています。
しかし、ショップチャンネルとは、どのような妖力があるのか分かりませんが、約20年間も成長を続けているそうで、ビジネスモデルとしては大成功を収めているのだそうです。
ネット情報によれば、国内最大手のジュピターショップチャンネルの公開データから、商品カテゴリー別売上構成比は、ジュエリー&ファッションが37%、コスメ&美容・健康で32%。そのほかでは、ホーム&家電、グルメなどとなっています。
さらに2015年3月末の同じくジュピターショップチャンネルの公開データによると、顧客の割合は女性が9割。年齢別では50歳代以上で78%を占めるといいますから、女性特に中年以上がターゲットであることが良く分かります。
テレビを観ない若者向けに、ネットでの通販にも力を入れているそうですから、今後はテレビと同じ風景がスマホでも展開されることになるのでしょう。
海外にも同様のビジネスモデルは当然のこととしてあるわけですが、あらゆる媒体をつかっての、この売らんかなという世界の旺盛なバイタリティには恐ろしいほどのパワーを感じさせられます。