フィッツジェラルド「グレートギャツビー」は不法な手段で富を築いた男ギャツビーの一途な愛を描いた物語

5月3日、水曜日、少し曇ったり晴れたりを繰り返していますが、ゴールデンウィーク後半としてはそこそこの天気です。

図書館へ行くつもりでしたが、予約図書2冊が移動中なので、今日はやめました。

図書館は嬉しいことに連休中にも開館しているので、デパートやマーケットモールなどの客商売と同じようです。

この連休中は、コロナによる規制がないため、道路や交通機関が混雑しているようです。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低13度、最高24度、風速0.83m/s、湿度48%、うららかな日和です。

途中まで読んでいて、返却期限がきたため返した佐藤究の「テスカトリポカ」が再び借りられるようになるまで、スコット・フィッツジェラルドの村上春樹翻訳による「グレートギャツビー」を読んでいました。

映画化もされていることはしっていましたが、何となく軽い小説かと思っていましたが全く違っていました。

村上春樹が、60歳になったら翻訳しようと考えていたというだけあって、読んだあと色々と考えさせられる小説でした。

不法な手段で富を築いた男ギャツビーが、5年越しで愛したかつての恋人デイジーが、再会した時には既に人妻となっていましたが、それでも一途に愛をささげ、最後はデイジーの夫トムが不倫していた人妻の夫に、誤って撃ち殺されてしまった物語を描いています。

作家フィッツジェラルドと妻ゼルダの酒と浪費に明け暮れた生活を背景として描かれた小説であったことがいっそう興味をかきたてています。

この小説は、映画やミュージカルなどにも何度も映像化されているようです。

最新の映画は、2013年にバズ・ラーマン監督が手掛けた『華麗なるギャツビー』で、レオナルド・ディカプリオがギャツビー役を演じています。

映画の方はまだ観ていませんが、この小説を読んだ後なので、また違った解釈で映像化された物語を味わうことができるかもしれません。