普段の装いを変えると少しだけ気分が変わる

4月8日、土曜日、妻と西友へ散歩がてら買い物に出かけて戻ってきた時に、残り10分程度の所で突然雨脚が早くなりはじめました。

私はコートのフードを被ったので、さほどではありませんでしたが、妻はたまたまいつもの帽子を被ってこなかったのでずぶ濡れになりました。

このようなことは、何かしらよくあることのように思います。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低6度、最高15度、風速1.67m/s、湿度50%、少し気温が低くなり、カーディガンとジャケットを羽織ります。

少し前までは、家ではスウェットというかジャージパンツのようなものを穿いてラフな格好をしていました。

それが大分擦り切れてきたので、妻の一声で、いつも外へ出る時に着替えるジーンズのようなものを一日中穿いて過ごすようになりました。

少しゴワゴワして、あまり寛げないのですが、慣れてしまえば、このようなものかと、一日一つの変化のように気にしなくなりました。

しかし、よくしたもので、以前と比べて、ほんの少しだけ気分が変わったような気がします。

人は着ているものに操られるようなところがあって、立ち居振る舞いが少し変わったのではないかと感じられます。

以前は大分ダルであったのが、すこしシャンとなったように思います。

今日は少し寒く感じられ、数か月前のように久しぶりに膝が冷えて、陽気の不安定さを感じます。

桜もほとんど散り、後はさつきやツツジが咲き始め、やがて梅雨の長雨に向かっていきます。

先日、坂本龍一が死亡した記事を読みました。

私と同年齢の71歳で、病で亡くなったとのことですが、才能に恵まれ、名誉、名声、富のすべてを手に入れたであろう、正にセレブと言って良い人物でした。

現代医学のあらゆる手立てを尽くして治療したであろうにも関わらず、亡くなってしまったことを考えると、病状が大分進行していたのかもしれません。

先日、妙な夢をみました。

かなり以前に亡くなった伊丹十三が、何やら暗い夜道の長い行列の中で「待っているのだよ」と後から来た人に話しているのです。

黄泉の国へ至るのに待つとは、全く妙な話です。