収納ストッカーの引き出しだけ組み立て

3月28日、火曜日、完全に寝過ごして、8時近くに目が覚めました。

慌てて着替え、ゴミ袋をぶら下げて、外へ出ると、まだ一人が出しただけでした。

幸い誰にも出くわすことなく、戻ってきました。

今日は、妻が実家の老父母の様子を見に行く日でした。

私にとっては、何となく自由な気分の一日のはずですが、一日の内で出来ることはそう多くはありません。

今日の名古屋は快晴、最低6度、最高20度、風速0.56m/s、湿度77%、暖かく穏やかな良い一日でした。

妻は、朝の食事後、早々に家を出て実家へ向かいました。

昼頃、収納ストッカーが佐川急便で届きました。

思ったよりも早い到着でした。

26㎏ほどの重さですが、40代ぐらいの屈強そうな男性配達員が一人で抱えて持ってきました。

私はよろけながら、玄関の上がり框までやっと運び上げ、テレビを捨てるときに自作したローラー台車へ乗せて、ひとまずリビングへ運びました。

実家へ行った妻へSkypeでメールを送ると、組み立ては自分も確認したいからということで、妻の帰宅まで待つことにしました。

取り合えず、ユーザーズレビューに書かれていることが多い、欠品や部品の汚損などを確認するために、梱包を開けて中身を確認することにしました。

これが、結構、時間を要しました。

部品の絵付きのリストなので、簡単に終わるだろうと思っていましたが、梱包の中はバラバラの板材が積んだ状態ですから、上から一点一点の板材をフローリングの上に広げていく作業は時間が掛かります。

すべての部品に番号が振ってあるわけではないので、絵と見比べて、多分これだろうと推測して、リストにチェックを入れていきました。

色は白を選んだのですが、塗装ではなく、あらかじめ採寸して溝に嵌るように作られた白いシート部品が貼ってありました。

数を作る時にはかえって塗装は手間がかかるのかもしれません。

板材をひっくり返して確認しましたが幸い、傷や割れはありませんでした。

気になったのは、穴の加工で、金属加工ですと面取りは当たり前ですが、安い価格なりの作りなのか、面取りらしきものは一切ありません。

先ほどの白いシートを貼ってから、穴加工したようで、シートのバリ残りがほとんどの穴にあります。

板材は、パーティクルボード、いわゆる木材チップを加熱圧縮した圧縮板材のため、木目がありません。

一番、気になったのは、ザグリで、金属加工でもザグリ面の面粗度は悪いことがありますが、今回見たボードのザグリ面はバリや面そのものがささくれて、一部むしれているのが見受けられました。

ねじの座面が当たる面はまともな面となっていないので、ねじの頭の座面である程度押しつぶす前提なのかもしれません。

それにしても、あまりにガサガサの面なので、組み上げてもしばらくすると座面が緩んで、増し締めが必要になるのではないかと思われました。

日本製とありましたが、コスト削減のためなのか、価格なりの加工品と見受けられました。

一応ザグリ面だけは、ヤスリでバリを除去しておきました。

ザグリの座面をさらいなおすのは、刃具がないので出来ませんでした。

そこまで終わって、もう3時過ぎになってしまったので、妻に頼まれていたイオンの買い物のため外出しました。

そそくさと戻ってきたときには、既に4時近くになり、妻も家へ戻ってきました。

組付け説明書は、部品チェックをしていた時に、ある程度目を通しておいたので、まずは小物である引き出しから組むことにしました。

妻も組付け手順書を見て、部品を積んである板材から選んで新聞を敷いたフローリングに広げるのですが、やはり部品番号がマーキングされていないのでどの部品なのかよく分からなかったようです。

すべての部品は、木ねじで組んでいくものと思っていましたが、部品には木製のダボが埋め込まれていて、あらかじめ加工された穴にハンマーを使って打ち込んでいく方法です。

これが、中々大変で、フローリングにタオルを敷き、ローラー台車をひっくり返して加工台としたのですが、ハンマーを打つ音がとてもやかましくて、隣近所は何事かと思われたかもしれません。

プラハンマーに軍手とウエスをぐるぐる巻きにして、成るべく音が出難いようにしたつもりですが、やはり盛大な音がします。

ゴムハンマーを買っておけば良かったのかもしれません。

ダボ穴が若干ずれた部品もあり、端面が上手く合わないものもありました。

木ねじであれば、バカ穴の範囲で上手く合わせられるのですが、素人が組むのでダボの方が容易と判断したのでしょうか。

近所迷惑でもあるので、今日は、引き出し4個の組付けだけで、残りはまた明日ということにしました。

今夜の夕食は、即席ラーメンとライスで簡単に済ませました。