認知症防止は生活習慣改善で効果がある

1月15日、日曜日、朝の内は晴れていましたが、午後から曇りました。

変わりやすい天気ですが、あまり寒さを感じないのは嬉しいです。

このところ、またデスクトップパソコンが急に電源が落ちたり、マウスが動かなくなり時折不安定になります。

また、電源か、その他の原因があるのか不明ですが、様子をみようと思います。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低4度、最高14度、風速0.28m/s、湿度55%、睡眠不足か昼過ぎ座ったまま眠くなります。

認知症の発症には生活習慣が大きく関わっているそうです。

脳に悪い暮らしを長く送っている人ほど早くボケが始まってしまうそうなので、内心どきりとする人は少なからずでしょうか。

認知症患者は現在2020年時点で660万人ですが、認知症手前の人や一人暮らしのかくれ認知症患者を含めると1000万人を超えるのではないかと言われているそうです。

統計的には、80歳になったら、自分か伴侶のどちらかが認知症になっている可能性が高く、私の90代の義父義母がまだ認知症でないというのは、運が良かったというべきことのようです。

アルツハイマー病の原因と言われる、所謂脳のゴミであるアミロイドβの蓄積は25年掛かって発症します。

脳のゴミが溜まる原因としては、3つあるそうで、それは、歯の手入れをあまりしない、深夜までテレビを見て夜更かし、浴室や台所がカビだらけ、ということです。

歯周病患者の歯茎から血流を通じて脳に菌が侵入し、慢性的な炎症を引き起こすそうです。

歯の少ない人ほど認知症になる傾向があると言われています。

「できるだけ口の中を清潔に保つ」「自分の歯をできるだけ残す」ことが肝要で、毎回の食事の後に歯磨きをする、糸ようじを使う、虫歯があればすぐに治療し、保険が適用される3ヶ月に1回は歯科に行って点検をしてもらうことが大切です。

睡眠に関しては、睡眠が6時間以下の人は、アルツハイマー病のリスクが30%上がることがわかっているそうです。

睡眠は脳がアミロイドβを掃除するために必要な時間です。

脳の神経系にはグリア細胞というのがあって、神経細胞の約50倍の数が存在しており、このグリア細胞は脳の老廃物を食べてくれるのですが、深い睡眠時にもっとも活発に働きます。

睡眠不足が続くと脳の掃除時間が短くなって、アミロイドβが溜まりやすくなってしまいます。

脳が睡眠不足になると、グリア細胞が正常に働かなくなり、脳の老廃物ではなく、健康なシナプスを優先的に食べ始めてしまい、さらに認知機能が低下しやすくなります。

睡眠時間は6時間以上は必要ですが、9時間以上でも認知症リスクが上がることが分かっているので、最適睡眠時間は7時間から8時間になります。

風呂場やキッチン、エアコンの黒っぽいカビは、体の中へ吸い込まれ、免疫力が低下している状態だと、脳で増殖してしまう恐れがあります。

カビはマイコトキシンという毒素を出します。

マイコトキシンは全身を巡って脳にも到達し、このとき脳はアミロイドβを出すことが分かっています。

以上の生活習慣改善と栄養補給の改善を行ったところ74%の人の認知機能が改善されたそうです。

早期の人に限れば改善率は90%にも上るそうですから、ぜひとも生活に取り入れるべきと思います。