歳をとると高血圧になり易いが食生活と運動が大切

今日は、風が冷たく感じられる一日になりました。

3月に入って、春は行きつ戻りつの、三寒四温で次第に近づいていきます。

午後、図書館へ予約図書を受領するために出かけましたが、空からパラパラと小粒の雨がばらまかれたように降ってきました。

今日は日曜日で5時閉館なので、出てきたときは、外はまだ明るく、青い空が見えていました。

今日の名古屋は、晴れ一時雨、最低2.4℃、最高10.2℃、風速7m/s、湿度48%、午後の3時過ぎ、前からバラバラと傘に当たる雨と風でほとんど前が見えず歩いていました。

妻の友達が、高血圧で医者から指摘を受けたようです。

誰しも、歳を取ると血圧は上がる傾向にあるのですが、あまりに上がると色々と疾患が出てきます。

動脈硬化も起こりやすくなりますから、心臓やら脳など、心配になってきます。

私の父母はとうに他界しましたが、血圧が高くて降圧剤を常飲していました。

それもあって、私は毎日朝晩血圧を測ることを習慣としています。

血圧は、130を超えたあたりから健康リスクが上昇することがわかっており、早い時期からの対策が重要と言われます。

「塩分をとりすぎると血圧が上がる」というのは、ほとんどの人が自覚していますが、加齢自体が血圧の上昇に大きな影響を与えることもわかっています。

歳をとると、血管壁は弾力性を失って硬くなってしまうこともすでに研究によってわかっています。

その結果、流れる血液の量に応じて血管が伸縮できなくなり、血圧が上昇してしまいます。

血管壁は弾力性を失わせているのは、悪玉コレステロールが血管壁内に蓄積していくことで、血管を狭めてしまい、最終的に血圧を上昇させてしまうことになります。

血圧を下げる方法として大きいのは、食生活と運動です。

食生活の見直しは、塩分と炭水化物を控えて、カリウム・カルシウム・マグネシウムと食物繊維、タンパク質を多く摂ることです。

トマトに含まれているリコピンや、ナスに含まれているアントシアニンなどの天然色素、赤ワインやお茶に含まれているポリフェノールなども、血圧対策として効果的です。

運動は有酸素運動が有効で、ウォーキング、ストレッチが特に効果が大きいです。

ストレッチは血管を伸ばし、柔らかくしてくれます。

あまり薬に頼らず、生活の中で血圧のコントロールをできることが理想です。