年末の大掃除ならぬお掃除

12月30日、金曜日、今年も今日明日で終わりとなります。

7時過ぎに起きて、今年最後のゴミ出しをしました。

既に大きな袋が2つ出ていて、まるで達磨の様に鎮座していました。

年末大掃除でいつもより、少し多めにゴミが出たのでしょうか。

かくいう我が家も、いつもの20ℓ袋から、今日は45ℓ袋となりました。

名古屋の天気は、晴れ所により曇り、最低3度、最高8度、風速0.83m/s、湿度67%、肌を刺すような冷たい風ですが、賑やかしい年末商戦、皆自然と顔がほころびます。

昼頃、イオンと西友へ買い出しに出かけました。

イオンへは徒歩で、西友へは車で行きましたが、どちらも、普段よりも大勢の買い物客でごった返していました。

特に目につくのは、一人で店内を歩き回っている90代は超えていようかと見える、老爺、老婆の姿でした。

妻と私がイオンから歩いて帰る道すがら、一人の老爺がキャスター付きの買い物袋をガラガラと音を立てながらどこまでもついてきていました。

西友のレジの前で、カードを出すのを戸惑っている老婆が、カードを取り落とし、レジ係の青年が拾い上げて、何とか支払いを済ませた後、出口までゆっくり移動すると、若い20代くらいの女性が待っていました。

妻と私が買い物を済ませ、駐車場へ行くと、先ほどの老婆と若い娘が歩いている後ろ姿が目に入りました。

一体どのような関係なのか、単なる買い物という日常の行動一つでも様々な人間模様が垣間見られます。

我が家へ戻ってきてから、リビングの南面の大きな窓をモップを使って拭く大立ち回りを今年も実行しました。

窓から身を乗り出すのは高所恐怖症の私には無理なので、窓にしがみつき、腕と長いモップだけを外へ出しての窓外側の拭き掃除です。

下を通る車は、何事かと一瞬止まるのがよく見えますが、こちらはモップを取り落とすまいと必死です。

完璧にきれいにするのは無理ですが、拭く前よりはきれいになりました。

我が家の近辺は、砂粒が多く飛んでくるので、雨が降って翌日風が吹くと1日で、窓に砂粒が付着して元の木阿弥になってしまうのですが、リビング南面の大きなガラス窓のモップ拭きは年末行事として毎年励行しています。

一仕事して体が温まり、少し休んだら、リビングは真っ赤な夕日の照り返しで、オレンジ色に満たされました。

本日の窓拭きは、これで終わりとし、明日は寝室と北の部屋の窓を拭いたあと、風呂掃除で年末の大掃除までとはいかないお掃除を終わりとします。