誰しもお金が欲しいことに変りはない

11月9日、水曜日、朝6時ごろトイレに目が覚めて、外を見ると、空は薄明るくなりつつありましたが、まだ街灯が点いていました。

もう一度ベッドに入って30分後に起きて、ゴミを出そうと思いましたが、案の定寝過ごしました。

ゴミ袋を下げて、外を出ると、黒いOL服を着た若い女性が、急ぎ足で通り過ぎていきました。

風が冷たく感じられるようになり、コートが無ければ、OLのぴったりしたあの装いでは寒かろうと思いながら、そそくさと去っていく後ろ姿を見送りました。

今日の名古屋は、晴れ、最低8度、最高20度、風速0.83m/s、湿度34%、昼時は小春日和のように暖かいが、夜半はめっきり寒さを感じるようになりました。

誰しもお金が欲しいことに変りはありません。

マズローの欲求段階説からすると、1)生理的欲求(食欲、性欲etc)、2)安全の欲求(安全、健康、財産etc)、3)社会的欲求(所属、貴族、愛etc)、4)尊厳の欲求(自尊心、自信、尊敬etc)、5)自己実現の欲求(向上心、達成感etc)の段階の下位から2つ目のレベルの財産ということになるのでしょうか。

お金を得るということは、手段であり、何かをしたいことの裏返しですから、これはお金を得て何をしたいかによって、例えば女性の愛を得たいとか、いい車に乗って自慢したいとか、人によって様々であるかもしれません。

しかし、多くの人にとって、お金が欲しいとは、毎日の生活をより安心して暮らせるものであってほしいというものですから、これはもう自己保存の欲求でしかありません。

やはり下から第2レベルの欲求であるといえますが、かといってお金を得るために嫌な思いをしたくないとあれば、第4レベルの欲求でもあります。

残念ながら、マズローの欲求段階説は、その解決手段を何ら示すものではありません。

一攫千金を得たいというものでなければ、欲求は日々毎日の生活をより安定させたいといった、よりささやかなもの、例えば、月に30万円あれば、ゆったり生活できるだろうといった具合です。

月に30万人から1円ずつ集めれば、30万円の給料を得ているのと同じことです。

30万人と言わず、せめて5万人から1円ずつ集めることができれば、月に5万円、年金生活を送っていればこれだけでも随分と助かります。

これが、ネットブログのAdSense広告や、アフィリエイトをやる根拠になっているように思います。

実際にネットで有名になったブロガーや、ユーチューバーは広告料でそれ以上の収入を得ている人もいるようです。

それでは、と自分でAdSense広告や、アフィリエイトを始めてみると、いつまで経っても、毎日1円のお金にもならないことが分かります。

それでは、どうしたらいいのかということになりますが、それは自分で探し出すしかありません。

一つ言えることは、楽してお金を儲けることはできないということです。

知恵を出すか、真っ当に手に汗して働くことによってしかお金は得られないようになっています。

しかし、一般的な方法論はあります。

設計などでよく使われる方法ですが、まずは徹底的に調べまくります。

闇雲にではなく、成功事例や類似事例、多くの人の生活スタイルをターゲットとして長い時間をかけて調べます。

どれだけ時間が掛かるか分かりませんが、自分に許されている時間を使って、納得できるところまで調べます。

上手くすれば、その中から、柳の下の泥鰌が見つかるかもしれません。

これなら、自分にもできるという上手い方法があるかもしれません。

何事にも、確実ということはありませんから徒労に終わることもあります。

この心境は、老人が宝くじを握ってニンマリ夢を見ているのとさして変わりないかもしれませんが、じっとしているよりは、何か行動を起こした方が可能性は上がります。

色々調べた挙句が、アルバイトやパートで働くことだっとというのであれば、それはそれで、現時点で、自身にとって、お金を得るベストな方法と言えるかもしれません。