近くのクリニックでインフルエンザワクチン接種を完了

10月18日、火曜日、快晴、何度か目が覚めたのですが、まだ4時半頃だったので、また寝てしまいました。

妻に起こされて、大幅に時間が遅れてしまったことに気づき、ごみ袋を下げて外へ出ました。

我が家よりも小さいごみ袋が網の下にちんまりと座していました。

エレベーターのところで、どこかの奥さんがごみ袋を下げて出てくるところに出くわしました。

ごみ袋を持っているとどうして臆するのか、よく分かりませんが、ごみを出すことに何やら後ろめたいものが意識にあるのかもしれません。

今日の名古屋は、最低13度、最高23度、風速1.11m/s 、湿度47%、昼時、日の照り返しが暑く感じられるも、空気は涼気を予感させます。

昼前に、近くのクリニックで、先日予約したインフルエンザワクチン接種を受けるために出かけました。

坂道を下っていくと、目の前にスリムなジーンズにふわっとしたブラウス、おかっぱ頭のモデルのような体形の女性が歩いていました。

最近、あのような現実感の無い女性が増えているような気がしますが、このような歳になっても目が惹かれるのはなぜでしょう。

奇麗な花を眺めてめでるのと同じようなものでしょうか。

クリニックへ着くと、窓口に、80代か90代ぐらいの高齢夫婦が、インフルエンザワクチン接種の申込用紙を渡されて記入していました。

待合室をみると、やはり高齢者の姿が多く、今日はワクチン接種に来た人が多いのかと思いました。

スマホのネットニュースを眺めながら待つこと30分、診察室に呼ばれ、医師の質問に一言二言答えた後、隣の処置室へ案内され、看護婦さんがワクチンを打ってくれました。

左腕に少しチクリと痛みを感じたあと、スッと針が抜かれて、あっという間に終わりました。

処置室の近くのシートに、背中の丸まった薄い白髪頭の老爺がうずくまる様に座っていました。

同じように接種が終わって、副反応がないかしばらく様子をみているのかもしれません。

私は待合室へ戻り、待つように看護婦から告げられたので、処置室を出ました。

廊下の長椅子でスマホを眺めていると、待合室から一人二人と減り、ほんの数人が残った頃に会計の窓口で私の名前が呼ばれました。

窓口で、ワクチンのロットナンバーのシールが貼られた用紙を渡され、本日のワクチン接種は無料であることを告げられました。

クリニックを出ると、空は青空、白い雲がいくつか浮いて、涼しい外気を感じながら、こんな晴れやかな空の下、どこまでも自由であることの幸せを感じました。