メトロポリタン美術館のパプリックドメイン作品が中々興味深い

9月21日、水曜日、既に9月も後半、台風14号が去って昨日から急に涼しくなって、妻がカーディガンを引き出しテーブルの椅子に掛けてあります。

季節は回り舞台のように、突然カラリと切り替わるのでしょうか。

少し寝過ごして、7時過ぎにゴミ袋を下げて外へ出ました。

もう風は無く、ただ空気が冷めた様相を呈し、少しやるせなく鬱な季節の訪れを感じます。

名古屋の天気予報は、曇り所により晴れ、最低20度、最高27度、風速5m/s、湿度56%、午前7時、室温26度、ベランダサッシを開けしばらくしたら25.5度に下がりました。午後現在は室温27度、ほぼ予報の最高気温です。

ブログ用に、アイキャッチ画像を探していると、メトロポリタン美術館に突き当たりました。

絵画にも当然著作権がありますから、むやみやたらと使うと訴えられます。

しかし、著作権には保護期間があり、基本的に作者の死後70年で著作権の保護は終了し、その後はパプリックドメインとして自由に利用することができるようになります。

ですから、有名な葛飾北斎や菱川師宣の浮世絵などは、自由に使えます。

また海外の場合は、日本は敗戦国なので、戦時加算をされて、米国の絵画であれば、プラス3794日が加算されます。基本的には没後100年くらい経ったものであればほとんど問題ないと言われています。

従って、ゴッホ、ドラクロワ、ミレーなどの有名画家の絵画も同様に自由に使用できます。

ネット上では、著作権が切れた古い作品などのパブリックドメインを紹介しているサイトもあるようです。

しかし、そのようなサイトが足元に及ばないほどの量と、一流の絵画のパブリックドメインを公開しているのが、アメリカのニューヨークにある世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館です。

絵画だけではなく、彫刻、写真。衣装デザイン等々を含めて、約406,000点がパブリックドメインとして公開されていると言われますから、その量に圧倒されます。

世界の富が集まるところに、世界の美術品が集まると言われますが、まさに現在の米国のメトロポリタン美術館がそれを具現しています。

約406,000点は、多分一日中眺めても、すべて観ることはできないでしょう。その一部の絵画でも相当の時間を要します。

画像の左下にパブリックドメインと表示してあれば、クレジット表記なしで自由に利用でき、クリックするとそのような説明も出てきます。

パソコンで眺めれば、自動翻訳が可能です。

私は少し眺めただけですが、おやっと目を引くまだよく知らない作品についても、作者やその作品に関する記載は、中々興味深いものがあります。

これは、もう、どれだけ時間が掛かろうと、楽しまないわけにはいきません。