世界のエアロバティック・チームの公式動画が中々面白い

寝坊して、ゴミ出しをしたときは、集積所のある往来は、出勤する人の姿が見られました。

茶系のコートの襟を立てた女性が、私の脇をすたすたと坂を下っていきました。

エントランスから戻ると、エレベーターホールから駐車場へ出ていくマンションの主婦の後ろ姿が見えました。

朝は皆きびきびとして、当たり前ですが、誰一人としてゆっくり歩いている人はいません。

今日の名古屋は、快晴、最低5度、最高13度、風速0.56m/s、湿度77%、日一日と寒くなって、とても心細く感じられるのは、とことん寒くなって、手も足も冷たくなって悴んでしまうのを想像してしまうからでしょうか。

何かしらスカッとする動画を見たいと思って、何となくYou tubeをのぞいたら、たまたま各国のアクロバット飛行チームの公式動画が観られました。

名前はいろいろとありますが、曲技飛行隊とは何となく古めかしく、アクロバット・チームはサーカスのようで、デモチーム、ディスプレイチームはまるで商品展示会を想像させます。

そのまま英語で、エアロバティック・チームの方がまだそれらしいでしょうか。

米国の海軍ブルーエンジェルス、空軍サンダーバーズ、英国レッドアローズ、フランスのパトルイユ・ド・フランス、イタリアのフレッチェ・トリコローリ、日本のブルーインパルス等々、順次You tubeで眺めましたが、皆ほとんど同じ演目のように見えますが、それぞれのお国らしさが垣間見えてけっこう楽しめました。

ビデオの出来として一番気に入ったのは、独仏共同開発のアルファジェットを使用しているフランスのパトルイユ・ド・フランスで、使われているBGMも含めてかなり洗練された映像でした。

あとロシアのロシアンナイツがありますが、こちらは中々公式の動画は見られませんでした。

しかし、航空ショーの画像はたくさんあり、フレアを使う特徴的な演目が目を引きます。

最近、国力で伸してきている、中国、韓国にもエアロバティック・チームはありますが、こちらはまだ観ていません。

エアロバティック・チームは国威発揚のための広報としての存在意味が強く、米国、ロシア、英国、フランス、イタリア、日本、中国、韓国も含めて、自国製の戦闘機や練習機を使っています。

古くからの国々に伍して、韓国が自国製T-50を使用した「ブラックイーグルス」を有して、各国の航空ショーで盛んにデモ飛行を展開しているのは大したものです。

実際にT-50の売り込みに成功している事例もあるようです。

日本のブルーインパルスのビデオは、真面目で面白味に欠けますが、好感は持てます。