名古屋市ではコンビニ交付が利用できない

月曜日、朝から曇って、いつ降りだすか分からない怪しい空模様です。

今日は、近くのコンビニへ行きマイナンバーカードを使って印鑑証明書を発行入手する予定でした。

妻も一度やり方を確認しておきたいとのことで、意気揚々として外出しました。

コンビニまでの距離は、歩いて十数分程度ですが、暑くてマスクがすぐに蒸れてしまいます。

ハンカチを出し、時々汗を拭きながら、坂を登った所にあるコンビニに着きました。

入口の近くのプリンターの横に入力端末がありました。

端末画面を見ると、行政サービスの選択ボタンがあるのでタップすると、後は画面の指示に従って操作するだけです。

マイナンバーカードを端末付属のリーダーにかざすと通信中と表示が出て、「お住まいの市区町村の証明書」をタップします。

「カードを取り外すと、次の画面に進みます」と出るので外しました。

すると、画面に「サービスを提出していない市区町村です」と表示されました。

そんなはずは無いだろうと、再度操作をすると、全く同じ画面が出てきました。

その場で、妻とスマホでネット確認して分かりました。

名古屋市は、政令都市で唯一、コンビニで、行政書類が発行できないのでした。

家を出てくる前に、確認してくれば良かったのですが、無駄足を運んでしまいました。

二人で、とぼとぼと歩いて家へ戻ることにしました。

しばしウォーキングをしたと慰めながら帰ってきました。

妻は、河村市長の名をあげてぶつぶつ文句を言っていましたが、直ぐにはどうにもなるものではありません。

私は、家へ着いてから妻を残して、そのまま印鑑登録手帳を持って、バスと電車を使い、区役所へ行くことにしました。

区役所は、6月24日にワクチン接種2回目を受けるために来て以来です。

地下鉄の駅からしばらく歩いて、区役所へ着くと、今日はさほど混んでいなかったので安心しました。

印鑑登録証明書の発行依頼は、区役所で簡単な申請書1枚を書いて窓口で、印鑑登録手帳と、免許証を添えて出すだけです。

窓口に3人ほど並んでいて、直ぐに私の番になりました。

番号札を窓口でもらって、しばらく椅子に座り待ちました。

うろうろ迷っている人のために、案内の女性が、丁寧に説明しています。

番号札の呼び出しが、ひっきりなしにあり、独特の空気感があります。

待っているうちに、外が暗くなり、雨が激しく降り始めました。

私の番号が呼ばれ、窓口で300円払って、無事、印鑑登録証明書を入手することができました。

しばらく、雨宿りのつもりで、スマホのニュースを眺めていたら、いつの間にか、外には明るい日がさして、少し前の雨が嘘のように晴れ上がりました。

今日の名古屋の予報は、激しい雷雨、最低24度、最高31度、風速0.56m/s、湿度91%、一時の雨が過ぎてギラギラとした日がさし、しばらくしたら再び空は灰色に覆われていました。