93歳の義父夫婦にシュレッダーを貸出し

もう毎日同じことを言うのも嫌になってしまうほど、良い天気が続いています。

名古屋の予報では、晴れ所により曇り、最低7度、最高16度、風速0.83m/s、湿度42%、明るい日差しが優しい日和です。

今日は前々から、義母に頼まれていた、我が家のシュレッダーを運ぶ予定でした。

買った当時の箱がまだとってあったので、運ぶときに落として壊さないように、しっかりした発砲スチールの防護材もかまして梱包しました。

義父のマンションはエレベーターが無いので、階段で運ぶのにあちらこちら角をぶつけます。

備えあれば憂いなしで安心です。

段ボールで梱包するとたいそうな大きさになりますが、紐で結わえて、取っ手を付ければ片手で運べ、マークⅡの後席にポンと乗せて運べます。

ぽかぽかする昼下がり、妻と車に乗って義父の住むマンションを目指しました。

車のタイヤはまだ交換していないので、ディラーのメカニックにいつバーストしてもおかしくないと言われていることから、急の付く運転を避けてゆっくり走ります。

相変わらず妻が、あの軽は可愛いとか、あれはどうだ、これはどうだと言いながら、車は交差点をまわり、橋を渡り、ガードをくぐって、妻の実家へ近づいていきます。

義父の住む、公団の立てた古いマンションのいつもの場所へ駐車します。

駐車場の車がいつもと較べて減ったように感じられたのは、平日の日中だからか、それとも車を使っている住人が減ったのかよく分かりません。

このところ、古いマンションの住民は高齢化しているので後者かもしれません。

シュレッダーを入れた箱を階段で上げると、やはりあちらこちらぶつけます。

まだ真新しい玄関インターフォンを押すと、義母の声が聞こえドアが開きました。

さっそくシュレッダーの梱包を開いて、電源を繋ぐと、妻が義父と義母へ使い方を教えます。

メインと切替スイッチだけですから、使い方はシンプルですが、老夫婦なので、ふむふむと娘の説明に率直にうなずいて聞いていました。

シュレッダーするものを用意してあったので、実際にやってもらうと、歳をとっても初めての道具を使うのは中々楽しいことのようです。

義父夫婦二人でしばらくは楽しめそうです。

何かしら新しいものというのは、刺激があって、生活に変化を与えてくれます。

ついでに、義父と義母の写真を妻のスマホで撮って、マイナンバー申請を妻のスマホでやろうとしましたが、戻り操作をすると、最初から入力のやり直しになってしまうため、とうとう妻の堪忍袋の緒が切れて、今日は申請を中止しました。

写真も二人とも眼鏡をかけているので、反射があり、何度も撮り直すので、妻もくたびれてしまったのかもしれません。

二人とも高齢なので、妻が代理でスマホを使って申請するのですが、我が家へ帰ってから、再度チャレンジです。

しかし実際にマイナンバーカードが出来て、受け渡しは本人が直に受け取らなければいけないので面倒です。

義父夫婦がいつも行っている公立病院でマイナンバーカードを受領できると助かるのですが、区役所へ行くのは、今義父のすんでいるマンションからですと少し大変です。