インターフォンの選択は戸建て用は安い

今日は朝から曇って、時々雨が降っています。

名古屋の天気予報は、雨、最低24℃、最高26℃、風速 1.39 m/s、湿度 98%、気温は良いのですが、湿気に耐えきれなくなって、とうとうエアコンを入れました。

久しぶりに寝過ごして、1時間遅れの起床となりました。

朝の食事後に、名古屋の特定検診が今週あることを忘れていたので、名古屋市と予約している病院からの封筒を開いて、問診票の記入をしました。

去年と同じ問診票に同じ回答をするだけのことですが、去年はどのように回答したのか記憶が曖昧で随分と時間がかかりました。

古い人間ドッグの結果を眺めながら、ほんの10年前のことだったと、今は行くことがなくなったその時の病院の光景が目に浮かんでくるようで、何とも不思議な気分でした。

歳をとるとともに、かつてのセピア色した景色を、外の雨に重ねて、感傷的になることが多くなるのでしょう。

10年前も今もそれほど健康に大きな変化があるわけではありませんが、それでも少しづつ劣化し、退行しつつあることは確かで、それに対してじっと耳を傾けて毎日を過ごしているように思います。

特定検診の問診票の記入を終え、準備するものを確認して、いつもの3時のお茶を妻が用意してくれました。

妻の実家のインターフォンの画面が時々流れて見られなくなるので、買い替えの相談を妻が相談されたようです。

義父の住む古いマンションは、オートロックなどは無いので、インターフォンは一戸建ちと同じで、かえって安く済みます。

私の住むマンションは一階エントランスにオートロックが付いているがために、インターフォンの交換のために、一戸あたり約11万円もの法外な負担を強いられました。

インターフォンはパナソニックとアイホンがほとんど市場を分け合っていますが、その他、小さなメーカーや中華製もあるので、技術的にはともかく、せいぜい1万円台から2万円台で充分な性能の製品があります。

現在使っているインターフォンがあるので、配線をする電気工事は不要で、親機と子機を買って繋ぎ変えれば簡単に交換が可能なようです。

今時、インターホンの交換は、YouTubeで交換方法が紹介されているので、普段の主婦でもやりますが、80台以上のネット難民の高齢者には無理なようです。

義母が街の電気屋さんで交換にいくら掛かるか聞いたところ、2万円ぐらいという返事があったようです。

多分1万円台程度のミニマムの製品で、人件費が1万円程度であれば、倍額になりますが、電気製品に疎い高齢者にとっては、そこそこ良心的な価格なのかもしれません。

義母は現在付いているインターフォンが当時6千円だったそうで、あまりの価格の高さに躊躇しているようです。

恐らく義母の住むマンションは幾つもの棟がる大マンションで、かなりの戸数があるので、当時まとめて購入して工事したことから、それだけ安くなったのではないかと考えられます。

インターフォンは有線式と無線式がありますが、現在有線式のものを使っているのであれば、そのまま配線が使えますから、セキュリティと動作の確実性からいって、有線式の方が良いと思います。

無線式は家中のどこでも受けられるので便利ですが、鉄扉2つ隔てるとかなり電波が減衰するし、雷の多い時期や、電子レンジの傍、無線LANの暗電波が飛び交う中では、予め実機で確認しておかないと動作が不安定で、後になって後悔することになります。

義母はキッチンに居ることが多く、インターフォンの親機も現在はそこにあります。

義父はリビングや別の部屋にいることが多いので、できたらそちらにも子機があるといいと贅沢なことを言っていますが、パナソニックVL-SWD220Kであれば、有線式の親機とは別に無線式の子機が付いているので、その要求は満たされます。

価格はそれでもアマゾンで2万2千円で購入できますから、私のマンションのオートロック対応インターフォンの11万円から比べたら、雲泥の安さです。

もうしばらくしたら、特定給付金の10万円が入るはずなので、それで買うことにしようと大蔵大臣の妻は考えているようです。

街の電気屋さんとの関わりで義理人情に拘る義父のことですから、私へ購入交換を頼んでくることはなさそうですが、義父や義母がそれで良ければ、機能的には大差ないのでかまわないと思います。

電球の交換さえ、ままならない高齢者にとって、近くにある街の電気屋さんは、普段の生活でちょっとした事でも気軽に頼める便利な存在なのかもしれません。