COVID-19の新規感染者数が欧米で減少

今日の名古屋の天気は予報では雨でしたが、曇ってはいるものの、降りませんでした。

気温は最低11度、最高22度で外は快適そのものです。

昼過ぎの日差しの中を、心地よいそよ風に誘われて散歩に出ると、子供達が戯れながら通り過ぎていきました。

外出自粛ではありますが、近所を少し歩いて運動をしないと不健康です。

住宅地の中は普段でもあまり人が出歩いているのを見かけませんが、公園の辺りまで行くと、老婆と中年の女性が話し込んでいました。

黒い髪がうっとおしいくらい長い小学生くらいの女の子2人が、池をぐるりと巡っている遊歩道を歩いていました。

ゆっくりと、少し汗ばむほどに歩いて帰ってくると、廊下がしんとして、出てきたときと違った感じがします。

再びパソコンの前に座って、ネットニュースをチェックすると相変わらず、新型コロナウィルスのニュースが多いのですけれど、おやっと感じるものがありました。

感染者数とうとう60万人をこえた米国を筆頭に、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、イギリスと中国の感染者数を超えて凄まじい蔓延を示しています。

今まで感染者数、死亡者数ばかり見ていたので気が付かなかったのですが、一日当たりの感染者数を棒グラフで示した一覧を示しているページがあって、よく見ると一日当たりの感染者数が減少に転じている国がいくつもありました。

数ばかりが伝えられて大混乱と思われていた米国やスペイン、イタリア、フランス、ドイツ、イギリスの一日当たりの新規感染者数が減り始めています。

減少傾向とはいってもが、まだまだ一日数千人の単位で新規感染者出ていて、予断を許さない状況ではありますが、このまま安定して減り続ければ、収束に向かう期待が持てます。

上記以外でもベルギー、スイス、ポルトガル、オーストリア、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、イラン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド…、等の国が明らかに減少傾向に転じてします。

ほとんど収束して、都市封鎖を解除した中国や、収束を宣言して総選挙で与党が勝利した韓国、元々感染者数が3百人台程度と少なく、とうとう昨日ゼロになった台湾といった国々はその衛生管理能力を称えられるべきだと思いますが、少し前まで先の見えなかった欧米が減少に転じたことは何よりも喜ばしいことです。

世界中を恐怖に陥れたCOVID-19によるパンデミックがとうとう収束の方向に向かいつつあることを感じます。

転じて日本では、今日は先日の7都道府県に続いて全国に緊急事態宣言が出ました。

まだまだ感染者数が増加傾向ですが、東京でも緩やかに新規感染者数が減少の傾向を示すそうです。

厳しい外出自粛ではありますが、あとしばらく辛抱すれば、また明るい毎日が戻ってくる可能性が出てきました。

中国で、世界に先駆けてCOVID-19用ワクチンの3段階ある臨床試験が、安全性を確かめる第1段階を終えて、有効性を確かめる第2段階へ進んだことが発表されました。

ともかくも、終息へ一歩一歩確実に進んでいることは確かなようです。