外出自粛の街の風景

今日は朝6時半頃に一旦、目が覚めてしまったので、トイレに立ったついでに、ゴミ出しをしてきました。

日が昇るのが早くなったので、5時半でもすでに明るく、しばらくすると、東の雲間からまばゆいオレンジ色の斜光が射しこんできます。

この時間のゴミ出しはいつも一番乗りのはずですが、なぜか今日は大きな袋が一つだけ既に、カラスよけの網の下におさまっていました。

どうやら伐採した葉っぱがぎっしりと袋に詰まっているようでした。

マンションの植栽は切っていないはずですが、一体誰が置いていったものか分かりませんが、無事ゴミ収集されればよいがと思いながら、そそくさと戻ってきました。

2度目の眠りに入るのは早く、すぐに意識がなくなります。

朝の食事後に、ネットのニュースを一通りチェックしてから、今日は図書館の予約図書を受領するための準備を始めました。

準備と言っても、予約図書を受領するために、返却する図書を選ぶだけのことです。

新型コロナウィルス対策のため、図書館は相変わらず、予約図書受領以外は利用できなくなっているため、現在借りている図書の返却期限が自動的に延期されています。

返却窓口は開いているので、返却期限を延ばす必要はないと思いますが、なぜかかなり以前に借りた図書が延々と先へ先へと延ばされています。

しかし、予約図書を受領するためには、最大借りられる図書は6冊のままですから、予約図書の数だけは返さないと借りられません。

今日は予約図書が4冊あったので、返す図書を4冊入れて、ずしりと重くなったバッグを肩にかけて、家を出ました。

バス停にはすでに若い女性が一人待っていて、しきりとスマホを覗いています。

しばらくしたら中年の男性と、少し足が悪いらしい高齢男性がやってきました。

中年の男性は私から1.5メートル離れて立っていました。

このところコロナウィルス対策で、列を作るときのマナーになっています。

残念ながら高齢男性は、なぜか女性の向こう側50センチぐらいのところに立っていました。

やがてバスがやってきて、女性が乗った後、高齢男性に先を譲ってから、運転手のすぐ後ろの高い席に座りました。

何となくこの席が、他の席から一番離れているように思われて、少しずるいですが、バスに乗るとよくこの席に座ることが多いです。

平日午後のバスは空いていて、立ち客は居ません。

駅に着いて、意外と人の多いのに驚きます。

コロナウィルス対策で、外出の自粛が叫ばれていますが、どこ吹く風で出歩く人が多いのかもしれません。

今日の午後7時に緊急事態宣言が出されることになっていますが、外出の自粛のお願いだけでは実効が上がらないのではないかと心配されます。

緊急事態宣言が出されても、コロナウィルス感染がうなぎ登りに増え続けたら、慌てて都市ロックダウンが実行されるのではないかとこれまた心配です。

図書館に着いて、予約図書を受け取りましたが、一人受け取ると、しばらくしてまた一人といった具合に訪れて、全く混乱もなく、図書館員は手持ち無沙汰のようです。

帰りは駅前のデパート内のブックショップに立ち寄りました。

デパートの中も少しお客が減ったかなと思われる位で、ガラガラというわけでもなく、子供の手を引いた主婦も以外と多く、そこかしこにお客の姿が見られます。

地下一階のいつもの大判焼きの店には、お客がいなかったので、待つことなく買えて嬉しいのですが、なんとかデパートが閉鎖されることなく、持ちこたえて欲しいものです。