交差点の真ん中でピンチ

今日も晴れて良い天気で、風は冷たく感じるのですが、家の中は暖かい日差しで快適です。

午後の2時頃に、妻の実家へ正月用の野菜やらを届けるために車で出ました。

何時もの勝手知ったる道をゆっくりと走っていきました。

大きなメインの道路を渡って向こう側へ行こうとしたら、警察官が立って道路を遮断していました。

警察官の向こう側に、BMWが斜めに止まっているのが見えました。

どうやら事故のようです。

BMWの周りに別の警察官が見えました。

致し方無く、左折していつもと違う道を行くことにしました。

渋滞する駅前を通り過ぎて、公園近くの交差点を右折して、道なりに進んで左折し、成るべく住宅地内を通らないようメインの道路を選んでぐるっと回ってまた右折に差し掛かりました。

もう年末休みに入った影響があるのか、いつもより車が多いように感じられました。

かつてよく通った道も少し混んでいました。

片側1車線の道路の右折信号が無い交差点に、前の車が右折したのを見とどけて、ゆっくり入って、交差点の中ほどで信号が変わるのを待ちました。

ところが右折方向が渋滞していて、少しづつしか進みません。

右正面から来た車が何台か左折して、右折方向が全く動かなくなりました。

そこで信号が赤に変わっても私の車は右折できずに、交差点の中ほどに取り残されました。

そのまま動かずにいると、信号が変わって右手方向から直進してくる車の通行を遮断してしまいます。

致し方無く、止まっていると危険なので、交差点から脱出すべく、右折をやめてゆっくり直進することにしました。

左手から直進してくる車は渋滞しているので止まっています。

右手から老婆が歩道を渡ろうとする動作を止めたのを確認して、恥ずかしながらゆっくりと交差点から抜け出るようにしました。

横に座っている妻が私を非難するのが聞こえましたが、ここは緊急避難で、交差点の真ん中でピンチ状態に陥ったら、一刻も早く交差点を抜け出ないといけないのだよと説明している余裕がありません。

直進すると、半住宅地で、信号のない狭い交差点がいくつかあって、停止線が引いてあるところで都度止まらないといけません。

ゆっくり注意深く走って、心の中では、早くメインの道路に出なければいけないと内心焦ります。

多分交通事故の多くは、このような時に起きやすいのだろうと思いながら、狭いT字路を右に曲がると、メインの道路へ出る信号が見えました。

信号で待っている間にナビのスイッチを入れ、現在地を確認しました。

信号が変わって左折し、片側2車線のメインの道路に出てほっとしましたが、事故が多いことで有名な交差点に差し掛かりまた右折です。

今度は渋滞が無いので、すんなりと右折できましたが、基幹バスレーンを直進で飛ばしてくる車が時々あるので、ゆっくり注意しながら曲がりました。

いつもと違う道を気を使いながら走ったので、いつもより時間が掛かりました。

妻の実家へ着いて、やれやれといったところです。