破れた障子張り替えと観音竹を中へ

今日は朝から暗い曇り日で、いつのまにか雨も降ったようです。

年末残り2日で、窓を拭く予定でしたが、雨が降ると飛んできた砂ですぐ汚れてしまうので、明日集中して窓ふきをやることにしました。

それで今日は、前から思っていた破れた障子を張り替えることにしました。

と言っても全部張り替えではなくて、破れたマス目のみをカッターで切り取って、長方形に切った障子紙を障子用のりで裏から貼り替えます。

これがなかなか難しくて、巻いた障子紙を定規で線を引いて矩形形状に切り取っておき、予め桟全周にのりを指を使って塗って、障子紙を貼るのですが上手くいきません。

上から指で押さえ延ばして貼るのですが、障子紙に巻き癖があるために、貼った端から直ぐに剥がれてしまいます。

貼る直前まで矩形形状の障子紙を、反対方向に巻いてゴムバンドで止めておくのですが、元々の巻き癖は中々なくなりません。

それで一工夫しました。

矩形形状の障子紙をテーブルの上へ広げて、その上にきつく絞ったウエスを乗せ手で軽く押さえます。

そうするとポツンポツンと手で押さえたところがわずかですが濡れます。

あまりやり過ぎると障子紙が弱くなってしまいますが、これで巻き癖はなくなりぺったりとします。

障子紙に巻き癖がないので、今度は上手く貼れます。

障子紙が乾いてしまう前に貼ると、貼って乾いた後に収縮して、波打った紙面がピシッとします。

よく障子紙を貼ったあとに霧吹きをするのと同じ理屈です。

また完全に破れた状態ではなく、ほんの少し破れがある場合は、破れ面の障子紙両面からのりを少し盛ってやるとのりが完全に乾いたあと目立たなくなります。

これにより障子紙のマス目張り替えの面を減らすことができます。

貼った後、新しく張り替えた紙は白く見えるので、古い色あせた色のマス目と市松模様になってしまいますが、時間が経つと新しい障子紙面も変色して目立たなくなります。

今日は雨模様なので、障子を貼るには良い日でした。

破れた障子を張り替えたあとは、玄関の観音竹をリビングに移動することにしました。

今年の名古屋の冬は暖かくて、まだ最低気温は氷点下になりません。

まだまだ外でいけるとは思いますが、天気はいつ変わるかわからないので、後悔しないよう中へ入れることにしました。

中へ入れると、またリビングが狭くなるので、成るべく葉を間引きして小さくすることにしました。

枯れている葉や、以前葉先を切ったものを優先して間引きしましたが、上から見ると、まだもっさりしています。

あとは中へ入れてからゆっくり葉を間引くことにして、残った葉をウエスで拭きました。

拭いている最中に何かポロっと落ちました。

よく見るといつもの茶色い種類とは違う緑色の小さなカメムシでした。

先日夜散歩に出た時に一階の外階段の壁に張り付いているのを見かけたことがありましたが、3階まで登ってきたようです。

殺生せず、そのままアルコープから追っ払うと元気に飛んでいきました。

鉢も綺麗に拭いて、妻が100均で買ってきた鉢皿に載せて、いつもの指定席であるリビングのテレビ横に鎮座しました。

これで観葉植物はアロエを除いて、すべてリビングに入ってジャングル状態になりました。