韓国で19歳の女性が男に暴力をふるわれ、黙って見ていた人達

韓国のソウルで23日、観光で訪れていた日本人女性が韓国人の男に髪を引っ張られたり地面に押し倒されたりして暴力を受ける事件があり、韓国ではインターネット上に「日韓関係が難しい時期にばかげた事件だ」などと、事件を非難する意見が相次いでいるようです。

韓国の公共放送KBSなど複数のメディアは、飲食店や衣料品店が建ち並び国内外の若者から人気を集めるソウルの繁華街ホンデイック(弘大入口)駅の近くで23日午前6時ごろ、観光で訪れていた日本人女性が韓国人の男に路上で暴力をふるわれる事件があったと伝えました。

KBSなどによりますと、友人と歩いていた女性に男が「一緒に遊ぼう」などと声をかけ、女性が無視したところ、執ようにあとをつけてきてののしったということです。

その様子を女性が携帯電話で撮影しようとしたところ、男が怒って女性の髪を引っ張ったり地面に押し倒したりして、暴力をふるったということです。

「酒に酔った30代の男が、観光で訪れていた6人組の日本人女性たちをしつこくナンパし、無視され続けたことに怒って、暴言をはいた挙げ句、髪を掴むなどの暴力を働いたそうです。

暴言の内容も、『チョッパリ(日本人の蔑称)』、『ビッチ』など差別的で聞くに耐えません。被害を受けた女性が被害をツイッターに投稿したところ拡散されたようです。

東亜日報は被害を受けた日本人女性が、親韓派の10代ユーチューバーであると伝え、「普段から韓国の食べ物や化粧法など、韓国の文化に関するコンテンツを制作している」と、好意的に伝えました。

この記事を読んでいると、このような時期、韓国が好きで訪れた被害女性に対しごめんなさいと謝り、犯人を憎悪して恥ずかしいとする韓国の一般市民の反応が普通なので安心しました。

反日無罪とばかりに、一方的にこの哀れな女性が非難されなくて良かったと思います。

それにしてもその後の記事を読んでも、若い女性たちの韓国好きには驚きます。

韓流タレントやコスメ、流行は日本より韓国の方が最先端といった彼女達の韓国びいきに唖然とします。

私の奥さんでさえ、最近はほとんど韓国ドラマ以外は観ませんので、政治的な敵対情勢から男どもの嫌韓感情が高まっているのとは真逆の感があります。

若い女性を中心に女性のほとんどが韓国にたいしては肯定的な感情を持っていることは、最近行われた某新聞アンケートでも明らかです。

韓国では、小学校のころから反日教育が行われ、10代の学生たちでさえ、反日で日本の事務用品を買わないようにしているという記事を目にしましたが、このあまりの違いに一体これはなんなのだろうと思ってしまいます。

今回の暴力事件で一点疑問に思っていたことがありました。

事件のあった場所が、繁華街であったということでしたが、周りに韓国人がいたはずだろうということでした。

その人たちがなぜ、30代の男に19歳の女性が暴力を振るわれているのに助けなかったのだろうということが腑に落ちませんでした。

その後の被害者の女性のコメントで、バス停で待っている人達がいたが、誰も助けてくれなかった、やはり日本人が嫌いなのかと思ったと書かれた記事がありました。

記事には韓国人のあまり関わりたくない無関心の悪い癖がそこで出てしまったと簡単に書かれていました。

私はこれこそが問題ではないかと思います。

多分そこで見ていた人達は、それぞれが守るべき大切な家族があって、下手に関われば、もし男が凶器を持っていたりしたら命を失うかもしれないと思い傍観したかもしれません。

日本でもこのようなことがあるかもしれません。

実際に路上で子供達を襲った暴漢に立ち向かい、勇気ある男性が殺された事件もありました。

でもそこで行われている犯罪をただ黙って見過ごしたら、それはその女性を襲った卑劣な男と同罪ではないかと思うのです。

女性を助けなかった、ただ見て見ぬふりをした人達は、卑怯のそしりをまぬがれません。

これは韓国、日本に関係なくありえることです。

人としてどうあるべきだったか、ただ何もせず見ていた人達に暗い後悔の念を、一生問い続ける事件であったのではないかと思います。

今までの記事では書かれていませんでしたが、周りで見ていた人達が、女性を助けようとしたとか、そのくず男を取り囲んで、取り押さえたとかいう後報を見たいものです。