読書の嗜好

今日も空は白い雲に覆われて、時々灰色の雨雲が通り過ぎて、パラパラと降り落ちます。

流石に湿気もあって、風が無いと少し蒸し暑く感じられます。

読書の嗜好は人それぞれです。

ある人は探偵小説や企業小説をよく読み、ある人は恋愛小説以外は読まないといったように様々です。

音楽の好みと同じで、その人の好き勝手ではありますが、何を好むかは自由です。

私の好みは一体何だろうと、考えてみると、少し不思議感のある小説を好むようです。

最近は、村上春樹や伊坂幸太郎を読むことが多いです。

とはいうものの、あまり読む小説に偏りがあると、感覚や考えが一方向に寄ってしまうことにもなりかねないので、あえて芥川賞・直木賞を、新しい作品、古い作品を端からすべて読んでいくように決めています。

まだまだ読んでいない小説が、棚に並んでいるのを想像すると、そのあまりの膨大さに圧倒されて押しつぶされそうですが、千里の道も一歩からです。

山を見ず、足元だけを見つめて、一歩一歩と辿っていきます。