今日は投票日

今日もうだるような暑さですが、風が吹いていることだけが救いです。

朝のブランチの後で、空模様が変わる前に、早々に参議院の選挙の投票を済ませてきました。

私は選挙毎に、必ず投票することにしています。

この地に住んでいる限りは、投票することは義務と思っています。

ネットでニュースを見ると、投票率50%前後になる見通しでした。

前回の54.7%さえも下まわりそうです。

ほぼ2人のうち1人しか、投票所に行っていないことになります。

逆に言えば、有権者の半数もの人が投票しないということになります。

その半数は一体どのような人達でしょう。

何処かに遊びに行ってしまっているのでしょうか。

それともあまりに高齢で、投票所に行くことさえ出来なくなってしまった人達でしょうか。

民主主義に対して、義務を果たせない、やむをえない理由とは何とも想像できません。

義務を果たさず、まさか現状に文句を言う品格の無い人達が、半数もいるとは思いたくありませんが、とても残念な投票率です。

ここからさほど遠くない、かの地では、あまりに巨大な独裁国家に対して、あまりに小さく狭い地で必死で自分たちの権利を守ろうとしている人達がいることを思うと、この投票率は恥ずかしいかぎりです。

投票は長い民主主義の歴史の中で勝ち得た権利だと思いますが、もし罰金を科さなければ、投票しないということになってしまったら、まるで家畜を鞭で追うような、放漫して、だらけ切り衰退した、愚衆の徘徊する地に落ちてしまったということになるのでしょうか。

この地に住んでいることに、誇りを持てなくなるような投票率でした。

日本の有権者数は1億120万人居るそうなので、投票しなかった人は5060万人もいることになります。

罰金を一人500円取ったら、253億円、一人1000円取ったら506億円も徴収できることになります。

この財政危機の折、罰金を徴収して社会福祉費に充てるのも一考かもしれません。