近場の満開の桜を楽しみながら散策

4月7日、日曜日、晴れ、外を歩いていると、風が心地よいほど、季節は春爛漫です。

時々、今日が何曜日なのかふと分からなくなる時があります。

定年退職後とは、特に時節を否応なく意識させるイベントがあるわけではないので、このようになりがちです。

認知症の前触れか、と思ってしまいますが、何事も意識して過ごさないといけないということでもあります。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低13度、最高24度、風速0m/s、湿度96%、湿度がやけに高いのは、雨の前触れでしょうか。

名古屋でも、桜の満開宣言が出たようです。

昨夜は妻が、各地の桜開花のニュースを見ていて、山崎川の桜を見に行きたいと言っていたのですが、今日は、近くの公園と川に沿った桜並木に希望が萎んでいました。

ともあれ、桜は桜、どこにあっても綺麗であることに変わりはありません。

私も妻の後からついて、桜三昧を満喫することにしました。

公園の周囲も先日は8部咲きでしたが、今日はピンク色の雲のように周囲を取り囲んでいます。

既に散り始めて葉桜になった枝葉もありますが、見事に満開の饗宴で花見客を喜ばせる大樹もあります。

ベンチに弁当を広げた子供連れの主婦、近くの老人ホームから杖をついて歩いてくる老爺や老婆、青空を背景に盛んにシャッターを切る中年男達、1人でしゃべりながら動画を撮り歩いている若い女から聞こえてくるのは中国語、皆各人各様に、桜並木を楽しんでいます。

公園の中の一本だけ特に大きな桜の木の下で、母親の周りを小さな女の子がぐるぐると走り回っていました。

ひらひらと花吹雪のように散る花びらを捕えようと、女の子が嬌声をあげながら両手を広げて追っていました。

桜が舞い、女の子が舞う、まるで劇中の演舞ように美しい光景です。

しばらく見とれてから、散歩の終着点でもあるイオンへ向かいました。