母指CM関節症では手の親指の付け根に限定した痛みが生じる

朝6時、小雨が降る中、ゴミ出しをすると、既に大きなゴミ袋が一つありました。

レモンイエローのネットは雨で濡れて重く、持ってきたゴミ袋をネットの端へ入れて、足で蹴って壁際へ寄せました。

戻ってきて、室温を見ると26.6度、ベランダサッシを3か所開けて、洗面所で用を済ませて再度見ると、外の空気が入ったのか26度に下がっていました。

今日の名古屋の天気は、にわか雨、最低22度、最高26度、風速3m/s、湿度100%、気温が下がるのは嬉しいのですが、湿度100%はじめっとして黴臭くなります。台風14号が過ぎ去ってつかの間、もう次の台風15号が接近しているようです。

妻が時おり、親指の付け根が痛くなることがあるというのですが、せっかくスマホがあるのに、自分で調べないは一体どういう了見かと思いつつも、私が調べてみました。

ネットで調べてみると、いろいろ考えられるようですが、大きくは3つあるようです。

母指CM関節症、関節リウマチ、手首の腱鞘炎、の3つです。

母指CM関節とは、名称に聞きなれないアルファベットを含む疾患ですが、関節のひとつで、親指の付け根の部分を指すようです。

要は、この関節が使い過ぎや老化によって、軟骨部分がすり減って痛みを感じるようになるようです。

酷くなると、関節が腫れ、脱臼してきて、母指が変形して手前の関節が反った「白鳥の首」変形を呈してくると言いますから怖い疾患と言えます。

そうなると、親指を使ってものを摘むなどの動作、例えば鉛筆を持つ、ペットボトルキャップを開閉する、洗濯バサミをつまむなどの動作で力が入らなくなってしまうと言いますから、生活上とても不便な状況となります。

特に女性ホルモンの影響があるようで、特に40歳代から70歳代の更年期以降の女性に多く発症するそうです。

治療法は、軽ければ、安静にして、サポーターを着け、痛みの度合いによって薬物療法や痛み止めの注射を併用するとのことです。

しかし痛みがどんどん強くなる場合や、指先の変形が強い場合は手術をすることもあるようですので、それまでに整形外科の診断を仰ぐのが良いようです。

関節リウマチは、右手か左手かのどちらかの関節ではなく左右対称に症状が生じ、関節一か所にとどまらないことが多いそうなので、私の妻の場合は親指の付け根の部分だけということもあり、その恐れはなさそうです。

手首の腱鞘炎には、母指CM関節症と紛らわしい症状のドケルバン病があります。

母指CM関節症では手の親指の付け根に限定した痛みが生じるのに対し、ドケルバン病はより手首に近い部分に痛みや腫れが生じるというので、妻の場合はそれは無さそうです。

腱鞘炎には、指がばねのようにぴょんと伸びるばね指というものもありますが、今のところ妻にはその症状はありません。

歳をとるほどに、体に痛いことが増えますが、益々医者の世話になることが増えそうです。