体のある痛みがなくなれば、その他の痛みも軽くなる

8月15日、月曜日、口の中がカラカラに乾燥しているのに気づき目覚めたのが早朝5時、薄暗さを感じつつも、ベランダのサッシを開けると、東の空が明るくなりつつあるのが見えました。

今日は終戦記念日、77年前に日本は敗戦を迎えました。

戦争は多くを奪い、多くの犠牲を礎として現在の平和があります。

戦後、わずか6年後に生を受けた自身のことを翻ってみると、高度化し先進技術に溢れた現在よりも、むしろかの壮絶たる悲劇であった戦争の時代の方が近しいことに生の不思議を感じます。

ほんの僅か早く生まれていたら、今このように生きていられたかどうか、或いは、幼少の記憶の中で戦争の残滓の上を走り回っていたのかもしれません。

今日の名古屋は、曇り、最低26度、最高35度、風速2m/s、湿度77%、ヒグラシの声に混じって、ゴーンという梵鐘の音が重く響いてくるような気がしました。

午前中昼近くに、妻に頼まれて、銀行を回ってきました。

月曜日とあってバスも電車も、ガラガラで、この時間は80代90代の高齢者か、買い物袋を下げた主婦ぐらいしか出歩いていません。

銀行の窓口も同様に空いていて、時折ATMを操作する高齢者の姿が見受けられます。

地下鉄の駅を出て街路を歩くと、日差しが強く、ひりひりして、かつて観た映画の砂漠をどこまでも歩いて行くシーンを思い出します。

相変わらず、左足の膝が痛くて、地下鉄の階段を上るときよりも下るときの方が響きます。

体の一か所が悪いと、今度は右足の腰辺りが痛く感じ始めるのが妙です。

このようなことは、良くあるようで、逆にある痛みがなくなれば、その他の痛みも軽くなるそうです。

膝や腰の痛みは、いかに筋肉を維持するか、筋肉を増やすか、ということがとても大切であると言われます。