酷暑で熱中症警戒アラート

5時過ぎに起きてゴミ出し、各部屋を開けましたが、全く風が入ってくる気配がありません。室温はすでに30度を超えています。

エレベーターで降り、路へ出ると、西或いは北の坂の方から風が絶えず吹いていました。

今日から7月に入りました。夏休みまであとわずかです。

梅雨が明けてから、連日各地で猛暑が続いて、ここ名古屋でも40度を超えたと聞いて驚いています。7月8月と一体どこまで気温が上がることやら心配の種です。

名古屋の天気は、晴れ、最低26度、最高38度、風速0.83m/s、湿度41%、風がよく吹き抜けるので、扇風機だけで凌ぎ、あえてエアコンを入れないでどこまで上がるか見ていると、キッチンでとうとう36.8度に達し、家の中であるにもかかわらずほとんど37度です。凄いの一言ですが、このような状態で熱中症になってしまうのでしょうね。

よく熱中症といったり、脱水症と言うのですがどう違うのでしょう。

ネットで調べると、熱中症は、気温が高い環境下で発症する健康障害の総称、脱水症は、体内の水分が不足した状態に陥る病気のことと書いてあります。

一般的には脱水症になって、熱中症を発症するというのが通常の言い方のようです。

全体重の2%の水分を失うと喉の渇きなどを自覚し、5%にまで及ぶと頭痛や嘔気が見られ、20%の水分が失われると尿が完全に出なくなって死亡することもあるそうです。

熱中症はⅠ軽症、Ⅱ中等症、Ⅲ重症、の三段階があり、熱中症の約60%はⅠで、脱水が進んでいますが、まだ応急手当で元へ戻すことができます。

体温調節機能が破綻して体温上昇するのはⅡ以降で、症状が重篤になります。

III度の熱中症においては致死率は30%といいますから、非常に危険です。死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎臓障害の後遺症を残す場合があるそうです。

暑さ指数(WBGT)が、日本の環境省で採用されていますが,元々1954年にアメリカ海兵隊新兵訓練所で熱中症のリスクを事前に判断するために開発されたものです。

それによると、WBGTが21 – 25℃あたりから要注意になり、25℃あたりから患者が発生し、31℃を超えると熱中症が急増し、33 ℃以上になると予報された場合には、気象庁と環境省は熱中症警戒アラートを発表します。

今日の日中の気温は既に、危険レベルに達し、各地で熱中症警戒アラートが出ています。