ロシア軍のウクライナ侵攻のニュースに思うこと

今朝も5時10分前にトイレへ起き、口の中が異常に乾いているのに気付き、洗面所で口を漱ぎました。

暗い中、リビングの窓から外の街路灯を眺めてから、ベッドへ戻り再び眠りの中へ入っていきました。

いつも起きる1時間前から、あと10分あと10分と、片目開いてまた閉じてを繰り返し、ようやく布団をはねのけることができるのは30分を優に過ぎてからです。

久しぶりに、起き抜けのベッドで、レイズアップ、腕立て伏せ、スクワットを各50回やりました。

寝坊すると、やらずじまいで習慣がすぐに途絶えてしまいます。

70歳、世の中の諸氏も同様かと思いますが、まだまだ走ることもジャンプすることもできるうちにやっておかないと、やらないうちに、次第に固まって爺臭くなってしまいます。

今日の天気は、快晴、最低-1度、最高8度、風速1.11m/s、湿度55%、外を歩いていると、前からびゅうびゅう冷たい風が服を通して刺すように当たり、やがて膝から凍えてきます。

午後から図書館へ行ってきました。

寒い日に、冷たい風を受けて外を歩くのは辛いものですが、地面を見て少しずつ歩を進めていけば、後ろは次第次第に遠ざかり、前は少しずつ近づいてきます。

夏の盛りに、遠くの島影を目指して遠泳をするのと同じです。

歩き始めた時、今日はやけに遠くに感じられたのに、やがて、図書館の階段が見えて、そこを上っていく自分を意識できるようになります。

図書館の中は暖かくて、マフラー外して、ダウンコートを脱いでも平気なほどです。

今日のニュースで、ロシア軍が隣国ウクライナへ侵攻した報道が繰り返し報じられていました。

長い歴史と文化に育まれたヨーロッパで、21世紀をとうにすぎた今、戦争が始まることの驚きとともに、どこかで見た光景を思い出します。

かつて東欧と呼ばれ、最近は中欧とも呼ばれて、美しい街並みで訪れる人々を魅了する、チェコやポーランドにもかつてロシア軍の戦車が攻め込み街を制圧したことがありました。

歴史は繰り返すのか、或いは、大きな揺り戻しを経て、歴史はあるべき方向へ進んでいくのでしょうか。

ウクライナへの今回のロシア軍の侵攻は非難すべきですが、これ以上大きな犠牲者を出すことなく、なんとか治まって欲しいものです。

いくら、力で抑えようとも、やがて情勢は最終的にその地に住む人々が望む方向へ進んでいくものです。

戦はそれを仕掛けた側も大きな痛手を被ります。

戦などより、地球環境を守ることと貧困を克服することの方がより有意義で、優先すべきことであることに気づいて欲しいものです。

それにしても、かつてヒットラーは選挙で選ばれたと言われますが、未だに戦争に取りつかれた為政者が選ばれて世に出てくるとは、何度かの悲惨な戦争を経ても、人類の叡智はさほど向上していないということでしょうか。

中国と較べたらロシアはまだ民主的な国家で、国内でも戦争反対の声も少なからずあると聞いています。

何年後か分かりませんが、やらなくてもよい戦争を引き起こしたプーチンはいずれ政権の座を追われることになるのでしょう。