フローリングの補修はドライヤーを使うと抜群の効果がある

今日は比較的良い天気で、どこかで道路工事をしている音で起こされました。

ドドドという音がして、暑いのに朝からご苦労様と言いたいところです。

家を造る、道路を修理する、すべてなくてはならない労働です。

昔々古の昔には、原野の中に自分の住処を造るため、人は自ら、木を伐り、草を刈って、ようやく手に入れたものでした。

現代は、そのような労働を、知識、経験、技量を持った人々が、私たちの代わりに、担ってくれます。

それらの労働をどれだけ他に依存して、多くの成果物を手に入れることができるかは、所有している財の多寡に依るようになりました。

道具は技術の進歩により、素材は高度化しましたが、よりシンプルで安価なものへと進化しました。

巧人の技術・技量は記録され文書化・マニュアル化を経て、簡単なものはネットで公開されるようになりました。

現代では、情報はある意味では財と同じ効力を持ちます。

貨幣という財に恵まれない者は、その情報によって財の不足を補うことができるようになりました。

卑近な例をあげれば、フローリングの補修も、プロが使っているのと近い道具を使えば、素人でもネットの公開動画を見ながら、稚拙の程度はありますが、プロの仕上がりに遠からずといった結果を得ることができます。

プロに財を使って依頼するのも、自らの労働の贖いとして得るのも同じことです。

今日の名古屋は、小雨、最低22度、最高31度、風速0.83m/s、湿度49%、小雨?今のところ青空に入道雲が浮き日がさんさんとベランダに降り注いでいます。

妻が銀行へ通帳記帳のため外出したので、今日はリビングのフローリングの補修を始めました。

私はホームセンターで買ったセットのかくれん棒と妻のドライヤーを使って補修します。

かくれん棒は一種のロウのようなものですが、水溶性ウレタンニスは試したことがありません。

かくれん棒は塗るとボコボコと凹凸ができやすいです。

所々ささくれて白くすり切れたようなフローリングの場合は一層凸凹になりやすいのですが、ここでネットで紹介されていたドライヤーを使う方法が抜群の効果を発揮しました。

ドライヤーの温風が、凸凹になったロウを溶かし、紙ウエスのようなものでサッと拭くと、上手く伸びて小さな凹みとなった白いハゲ部分を埋めてくれます。

木目はささくれると少し凸状態であるので、木目を残してロウがうまく広がって、仕上がりはとても自然になります。

ただし、補修した部分だけ、ワックスを塗ったようにテカリますので、私の妻などはこれを嫌います。

一度水溶性ウレタンニスを買って試してみたいと思いますが、ニスによるテカリはやはり出ると思います。

残念ながら、少し大きめに穴状に剥がれた部分や、欠けてしまった部分の肉盛りはかくれん棒では上手く充填しきれなくて、どうしても凹んでしまう部分が残ります。

もう少し硬い樹脂のような材料が必要であるように思いますので、ネットで調べて再チャレンジしたいと思います。