コロナ禍ホームセンターのペットショップは癒しスポット

今日は日曜日、朝から、雪でも降ってきそうな厚い雲に覆われていました。

名古屋の天気予報は、曇り所により晴れ、最低1度、最高10度、風速1.39m/s、湿度51%、午後15時頃には晴れる予報もありましたが、時々晴れ間が見えるも相変わらず曇り空です。

12時頃に、久しぶりに妻の実家へ行くために車を出しました。

このところ益々悪化するコロナ感染の状況があるため、妻の実家への訪問も控えていました。

医療現場も飽和状態で、コロナ感染で体調が悪くなっても、入院できないと聞いています。

今年は妻の実家へのお正月の挨拶も、年賀状と電話でご容赦させてもらいました。

妻が実家の老父母の様子を確認するために、頻繁に電話をしているのですが、私は言葉を交わすのは今年初めてです。

車も久しぶりに動かすので大丈夫かと心配しましたが、バッテリーの充電はやっておいたので、エンジンは一発でかかり安心しました。

車のエンジン音を聞きながら、走っていくと、街の風景は普段の通り何も変わっていません。

フロントガラスに一瞬細かい粒が散り、降ってきたかなと思いましたが、すぐに止みました。

中国から黄砂が飛んできているらしいので、細かい砂粒が雨滴に乗りやすいかもしれません。

妻の実家のマンションに着き、妻が用意した袋をぶら下げて階段を上がっていくと、ドアを開けて義母が待っていました。

玄関先で、あたふたと遅ればせながらも新年の挨拶を交わして、妻が持ってきた物を説明します。

93歳の義父、89歳の義母、二人とも元気そうで安心しました。

上がることなく、義父母の確定申告のために必要なものを受け取って、玄関先で互いに言葉を交わして早々に帰ることにしました。

帰る途中で、少し来ない間にあちらこちらで新しくできた店などについて話しながら、妻が寄りたいと言っていた洋品店のテナントの入ったホームセンターへ向かいました。

こちらも久しぶりですが、日曜日にもかかわらず、コロナ禍のためか駐車場は比較的空いていました。

車を駐車してから、妻は洋品店へ、私はいつも最初に訪れるペットショップへ足を向けます。

小さな犬や猫が、あるものは体を丸めて眠り、あるものはケージの中をグルグル歩き回っています。

囲われた寝床から目だけ出しているネコと目線が合いましたが、安全なケージからこちらをじっと観察しているようでした。

しっぽをクルリと巻いた賢そうな秋田犬の子犬が、ガラス越しの子供と母親を見上げています。

ペットとの運命的な最初の出会いの一瞬でしょうか。

ペットショップを離れて、風呂のコーキング材の棚を見ながら、スマホで調べていると、妻からSkypeでメールが入り、待ち合わせ場所へ向かいました。

ホームセンターへも久しぶりですが、色々と見所があって眺めてまわっていると時間が尽きません。

来客もそこそこに賑わっていますが、コロナ禍の自粛を考えたら、長居は無用です。

バッグの中へ入れてきた消耗乾電池を、回収ボックスに捨てて、妻の待つ所へ戻りました。

ホームセンターの中は程良く暖かいので、テレビの展示してあるブースでは、安楽椅子に体を沈めて高齢の老人がうたた寝をしていました。

妻と駐車場へ戻ってきて、もし車を廃車してしまったら、このような場所へ出かけてくる楽しみも無くなってしまうなと思いながら、車をゆっくり出しました。

帰りは前をホンダの白いアコードセダンがずっと同じ方向を走っていて、家の近くでようやく別れました。

並びの数字を見ると、エンゼルメッセージと言って良いことがあるそうですが、なぜか同じ車が走っているというのは何かあるのでしょうか。