好奇心を活性化する

今日も寝過ごしてしまい、妻に朝から小言を言われながら起きて、ゴミ出しにでました。

暖かい布団を出た時の、真冬の空気の冷たさに思わず身震いします。

雪国であれば、こんな程度では済まないのだろうなと思いながら、身支度をして外へ出ました。

今日はいつもより遅かったので、マンションの角地には、網にかぶったゴミ袋一つの隣に、箱に入った大型ごみが出ていました。

戻ってきてマンションのドアを開けようとすると、高校生くらいの背の高い男の子が出てきました。

青年と男の子の境目はどのあたりにあるのでしょう。

ネットでしらべてみると、「青年」とは10代後半から20代ごろを指し、「青年」は男女ともに表せる言葉ですが、実際には男性を指すことがほとんどのようです。

場合によっては30代までを「青年」に含めることもあります。

男の子に相当する「少年」ですが、厚生労働省の資料では、5歳から14歳までが「少年期」となっています。

一方、児童福祉法では「小学校就学時から満18歳までの者」とされており、少年法では、「20歳に満たない者」が少年とされています。

今朝すれ違った男の子は、高校生で15歳から18歳くらいであれば、少年或いは青年いずれで呼ぶべきか感覚的に迷うところです。

私を見下ろすくらい背が高いので、少年にイメージする短パンはいた可愛い子供の面影は既にありません。

少年と青年の間にもう一つ呼び方があっても良いくらいです。

ゴミ出しから帰ってきて、またひと眠りして起きたら随分と時間が経っていて、またひとしきり妻から小言をいわれ、今日は形無しです。

リビングは、外からの光に溢れ、今日はきっと暖かくなるだろうことを予感させます。

名古屋の天気予報は、曇り所により晴れ、最低1度、最高10度、風速1.39m/s、湿度51%、昨日と打って変わって10度を超えそうです。

朝の遅いブランチを摂った後に、またスマホをみていたのですが、最近の私自身のことですが、好奇心が薄れてきたのではないかと少し心配になります。

分からないこと、知りたいことは、スマホでwikipedia やブログを辿れば、たいがい済んでしまいます。

いつでもどこでも、分からないことはすべてスマホだけで、用が足りてしまいます。

そんな便利な道具が手元にあると、かえって何かを知ろうという意欲が薄れてしますように感じます。

好奇心(こうきしん)とは、物事を探求しようとする根源的な心と定義付けられますが、そのモチベーションの根源が何であるのかよくわかりません。

ヒトに限ってくだけた表現をすれば、「好奇心」とは、珍しい物事や未知の事柄などに興味を持つ心で、自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情のようですが、その根源は生理学的、遺伝的なものか、習慣、或いは自己保全のため自然発生するものなのかよく分かりません。

薬を飲んで好奇心が高まったという話は聞いたことがありませんし、そのような必要も感じたことはありません。

動物にさえ、好奇心はあるようですので、根源的なものかもしれません。

動物は直前に何か見たことのないものを見ると、まずは逃げますが、危険でないと判断すると、それを調べるために近寄ってきます。

この辺は常にエサを求めて動き回る行動に結びついているのでしょう。

人が歳を取って好奇心が薄れるのは、生体的に自己保存の能力が薄れてくるためでしょうか。

好奇心が薄れてくると、生きていることの実感も薄れてくると言います。

外へ出て体を動かして肉体を活性化するとか、一日一つ新しいことをするか、せめて新しいものを目にして、刺激の習慣化を意識するとよいかもしれません。