確定拠出年金の一時金支払裁定申請書類を発送

空は曇って小雨が降っているようでした。

風もなく湿気が高いので蒸しています。

街の騒音は、車やバイクの通り過ぎる音、子供たちのしゃべる声、カラスの鳴き声などなど。

今日は確定拠出年金の書類を書き上げて、運用会社へ発送する予定でした。

予め用紙をコピーして鉛筆で書き込み、過不足や疑問点がないか確認しました。

確定拠出年金運用会社へ3回ほど電話をかけて、細かいことを確認しました。

一つショックだったのは、確定拠出年金を一時金で受領すると、運用利益には税金がかかるということでした。

確か確定拠出年金の大きなメリットの一つとして、運用利益に対して税金がかからないということがあったのではないかと、窓口の女性に言うと、それは現在積み立て運用中の人だけですとの、何とも釈然としない説明でした。

運用元本だけでなく運用利益に対しても税金がかかるとなると、既に退職したときに使っている退職金控除の残りの金額を上まってしまうので、かなりの税金がかかってしまうことになり、愕然としました。

意気消沈しましたが、文句を言っても仕方がありません。

そうとうの金額が、一時金から天引きで税金として徴収されます。

今回、今まで引かれていなかった運用会社の手数料も、まとめて引かれることになりますから、捕らぬ狸の皮算用が益々やせ細って、一体いくら還ってくるやらです。

失望しながらも、確定拠出年金の一時金最低申請書類を書いて送らないといけません。

予め書き込んだ用紙コピーを見ながら、書き写していくのですが、漢字を一字書き間違えました。

二重線を引いて実印で訂正印を押し、今度は予め鉛筆で薄く書いてからボールペンで上書きしていくことにしました。

鉛筆の線とボールペンの線が重なって文字が書き込みにくく汚くなってしまいますが、誤記よりはましです。

ボールペンで書き込んでしばらく時間をおいて、消しゴムでポンポンと叩くようにして鉛筆書きの文字を消していきます。

この方法で、書類を書き損じたことは一度もないので、重要な書類は最初からこの方法で書くべきでした。

一応書き終わり、鉛筆の跡も消しゴムで消して、退職時の退職金源泉徴収票のコピーと市役所でとってきた印鑑証明書を添えて、運用会社の返信封筒に入れて封印しました。

早速、バッグの中へ入れ、小雨の降る中、郵便局まで歩いて投函してきました。

これでとにもかくにも、長きにわたって運用してきた私の確定拠出年金の一時金支払い申請は完了です。

それにしても、恐らく1か月後に私の指定銀行へ振り込まれるであろうこの一時金も、毎月生活資金として使っていくと、6年も持たないと思うと空しい気がします。

少し気が抜けた気分でとぼとぼ歩いて帰ってくると、雨が少し強く降りだしました。

今日の名古屋は、にわか雨、最低24度、最高30度、風速0.28m/s 、湿度83%、東海地方の梅雨明けも近いと言われています。