PCメモリーも少し高くなっている

今日の天気は少し暑さを感じる快晴です。

室温26.6℃、湿度22%で随分と乾燥しています。

天気予報では、最低20℃、最高28度でやはり外へ出れば、夏日を感じる一日でしょう。

昨日に引き続き、パソコンのCPUを変えると必ず変えなければいけないパーツの一つであるメモリについて調べてみました。

現在のRAMチップのメーカーは米国のMicron社(Micronの完全子会社となった旧エルピーダメモリのMicron Japan、台湾のNanyaを含む)、サムスン、SK hynix、台湾のWinbondくらいです。

とうとう唯一の日本連合メーカーであったElpidaが米国のMicron社に吸収されてしまって、半導体PCメモリーの世界から日本メーカーが駆逐されてしまいました。

市場は米国、台湾、韓国に占有されています。

ドイツの名門シーメンスから分離したInfineonはその後、半導体メモリ部門がQimondaとして切り離されて2009年に破産申請しました。

Micron製チップを仕入れてメモリモジュールを製造するおすすめのメーカーはSanMax(日本企業)のようですが、このメーカーの製品は価格COMを調べても中々出てきません。

MicronのSSDやCrucialブランドのSSD(CrucialはMicron社が展開する個人向けのブランド名)においては、DRAMキャッシュバッファ対応のコントローラに接続されるDRAMでは日本製のDRAMが採用されているようなので、Crucialブランドを探すのが吉のようです。

現在の私のデスクトップパソコンのメモリー容量は8GBで快調に動いていますが、最近のパソコンでは、ページアウトとページインを繰り返している間に動作が極端に遅くなってしまうスラッシングを防止するためには16GB以上が理想のようです。

BTOでも最大32GBまでのものが多いようで、32GBもあれば準ハイスペックパソコンといわれるようです。

そこまで求めないとしても、16GBぐらいが目標として無難なのかもしれません。

現在私のPCで使っているメモリーはDDR2-800-6.4GB/sですが、さすがに2006年から14年隔てた現在ではDDR4にまで進化してPC4-21300であれば21.3GB/sですから転送速度は3倍以上速くなっています。

当時5千円程度で購入した覚えがありますが、価格COMで8GB×2=16GBのメモリを調べると価格は7千円から8千円のようです。

CPUのように2万円アップなどということが無くて、安心しました。

メモリーは1GBあたりの価格で調べると、ADATA製DDR4 PC4-21300 の16GB×2枚組が¥14,477で¥452で最も安いようです。

同じく価格COMで調べるとCrucial製DDR4 PC4-21300の8GB×2枚組が¥7,570で¥473ですから(473-452)×(16-8)×2=¥336だけ高いとなります。

ちなみにさらに転送速度アップを求めてCrucial製DDR4 PC4-25600の8GB×2枚組とすると¥7,980となり¥498、(498-452)×(16-8)×2=¥736だけ高いということになります。

メモリの価格差とは、せいぜいこの程度ということになります。

お金がないので、当面8GB1枚だけで使い、後から買い足そうとすると、Crucial製DDR4 PC4-21300の8GBは¥4,150なので単純に2枚同時に買うよりも¥365だけ割高になり、買い足した後では倍の¥730割高ということになります。

ちまちました計算ですが、CPU、メモリ、マザーボードの3点を買うときのトータルコストと、その時の懐具合でどの程度のものを購入するかを決めるということになりそうです。