マンションの総会が終わって理事長の任から解放

今日の天気予報は雨ですが、午前中は曇っていて、まだ降っていませんでした。

予報では最低8度、最高17度です。

温かさを感じるくらいで、一年のうちで最も過ごしやすい気温になりつつあるのを感じます。

今日は10時からマンション総会で、妻と一緒に外に借りた集会所に出かけました。

到着すると、すでに管理会社の担当者が入口が開くのを待っていました。

集会所の部屋入って机と椅子を並べ、席に着いてから担当者に今回の出席戸数を聞いて驚きました。

出席戸数は数えるばかりで、全戸数の30%にも満たなくてほとんどが委任状です。

いくらコロナウィルスの心配があるといっても、あまりに少なすぎるのではないかと唖然としました。

議事進行は淡々と進んで、決算案、予算案が管理会社の担当者から説明があり、いくつかの質問に対する回答があって、わずかな出席者と委任状の賛否で次々と承認されていきました。

懸案の防犯カメラの議題に移って、私から経緯を説明しました。

最後に採決を取って、反対が圧倒的に少なかったので、委任状ではすべて賛成が投じられていたこともあり、SD付防犯カメラの工事案については圧倒的賛成で採択されたとすべきだったのですが、ここでおかしいことになってしまいました。

反対者の方が、別案検討ということで反対という意味か、それとも防犯カメラを設備すること自体に反対という意味かという質問を投げかけてきました。

それから説明をして、出席者で議論をした挙句、今回の総会では異常に出席者が少なかったので、改めて臨時総会を開いて、この防犯カメラの件だけについて、再度説明を行って住民の意見を聞き賛否を問うということになってしまいました。

この件に関して、帰ってきてから私はまずい方向に行ってしまったかと随分と反省することになってしまいました。

今にして思うと、一旦賛否を問うて、圧倒的な賛成で採択された見積もり案を再度意見を聞いて修正するなり再検討をすると、永遠の決着がつかなくなります。

次回臨時総会をいつ開催するのか、すでに工事業者の出した見積もり期限は過ぎていますから、再度話をすれば、再見積もりということになっても文句はいえません。

見積もりが上がることはあっても、下がることはありません。

今回の総会で私は理事長から解放されて、次の理事長に引き継いだわけですが、次の理事長がこの件をどのように処理するか心配です。

せっかくできるだけ安く見積もったつもりが、全くご破算になって、最終的に業者丸投げで高い見積もりを飲まされるはめに陥るかもしれません。

最後の段になって、振り切るべきであったのに、望ましくない方向に流されてしまった後悔があります。

次の理事長へジョーカーを渡してしまったのではないかという後ろめたさもあります。

済んでしまったことは仕方がなく、いくら心配しても後の祭りなので、あとは次の理事長に一任しかないでしょう。

総会が終わって、管理会社の担当者も今回の総会で次の後任者に交代するので、今までの労に対する感謝する言葉を添えて、集会所を後にしました。

帰路、少し遠回りをして、公園の池周囲に植わっている桜並木の下を歩き、妻と話しをしながら帰りました。

この数日少し気温が下がったことがあったので、まだ3分咲きといったところで、所々5分咲き6分咲きの斑模様です。

暖かい日がもう数日続けば、一気に満開になるかもしれません。