最後のマンション理事会

今日は朝は晴れていたようですが、次第に崩れて、午後からぽつぽつ降りだし、3時ごろには本格的に降っていました。

気温は最低6℃、最高10℃ですが、寒さは感じません。

 

朝の10時から私のとって最後のマンション理事会が行われました。

議題は3月末に開催予定の総会のための今期決算案、来期予算案、防犯カメラ、照明のLED化についてでした。

総会資料は管理会社が作ってきてくれるので、とても楽なのですが、いつまでもこのままではいけないのではないかと私は思うのです。

防犯カメラの資料については、私が管理会社へ渡した資料そのままのコピーでしたが、照明のLED化はきちんと住人で要不要を判断しないと、マンション会社が作ってきた高い見積もりをそのまま丸のみさせられることになってしまいます。

ともかくマンションというのは、住んでいるだけで戸建て以上にかなりのお金がかかります。

つい最近のインターフォンの交換工事で、戸建てなら2~3万円で済むのに対し、1戸当たり11万円ものお金を払わされたのですから、よほどしっかりしないとマンション住人は業者の恰好のカモにされてしまいます。

この1年間はマンションの理事長として、大したことはできませんでしたが、最終的には自分たちの住んでいる所は業者任せにせず、自分たちでなんとかすべく、自主管理とするのが、最もお金がかからず、自分たちの納得できる良い生活環境をつくる礎となるのではないかと思います。

今年は新型コロナウィルス騒ぎで、3月末の総会も無事行えるか心配です。

例年総会に出席する住人が減っていることが頭痛の種ですが、今年は一層その傾向が顕著になる恐れがあります。

照明のLED資料に対しは、費用対効果を分かり易くするため、交換機器費用を電気代低減費で割った何年でペイできるかの指標を追加するように依頼しました。

最後の理事会は、特に大きな問題も無く、11時過ぎには終わりました。

 

帰ってきてから少し時間を置いて、午後からイオンが5%引きの日なので妻と買い物に出ました。

イオンはやたらと子供の姿が目立ちます。

レジはかなり待ち行列が長く、気の短い妻は少しいらいらしたようです。

テレビでも放映されていましたが、コロナウィルス騒ぎのデマで、イオンでもトイレットペーパーとティッシュペーパーが売り切れとなり、棚が全くの空でした。

このようなトイレットペーパー買い占め騒ぎは、オイルショック以来です。

全くのデマに踊らされて、民意の低さを露呈する情けない光景です。

 

イオンの買い物から帰ってきて、しばらくして月末最後の図書館へ出かける用意をしていたら、突然電話が鳴り出しました。

義母からの電話で92歳の義父がトイレで倒れた連絡でした。

妻が救急車を呼ぶように、義母に伝えていました。

とりあえず妻の実家へ車で行くことにしようということになりました。

準備をしていると、また義母から電話があって、嘔吐したら少し楽になったようだとの内容でした。

それで、慌てて来る必要はないとのことだったので、図書館へ返却本を返してから妻の実家へ向かうことにしました。

車で出ると、雨がかなり降っていました。

ワイパーを動かしながら車を走らせるのも久しぶりです。

生憎の雨に加えて、今日に限って道路も混んでいました。

妻の実家へ着いたのは4時半を過ぎていましたが、義父は体調が落ち着いて寝ていました。

妻と義母が話をしていましたが、しばらくして義父が起きて話をし始めたので、何とか回復して大事に至らず安心しました。