朝から曇り日ですが、風が無いのでそれほど寒くはありません。
外が何となく騒がしいので、窓からのぞくと、クレーン車が立ち上がって、電線にかかる木を伐採していました。
せっかく大きく立派に育った木の枝を伐採してしまうと、景観が悪くなります。
電線にかかる木を切るよりも、電線の地中化を進めて欲しいものです。
台風19号で、千葉県で電柱が数多く倒れ、電気の復帰がかなり遅れたことから、最近は電線の地中化が叫ばれているようです。
そのような災害対策もありますが、景観保護のためにも電線の地中化は優先して進めて欲しいものです。
ささやかな私事ですが、お祝い事で食事に行く直前に、綺麗に色づいた枝ぶりを、はらはらと切り落とされていく様に、嬉しい気分もそがれます。
明日は妻の誕生日なので、一日早いのですが、外へランチを食べに行きました。
結婚記念日や私と妻の誕生日には、いつもと違う食事を外でとることにしています。
昨日、ネットで調べて、地下鉄隣駅の近くにある小さな洋食レストランに予約をとりました。
ランチはとてもリーズナブルで美味しくてお得です。
始めて味わう料理は、旅行に似て、特別感があります。
お店には開店10分前に着きました。
しばらく待つと、店のマダムが愛想のよい笑顔で案内してくれました。
こじんまりとして、アットホームな温かい雰囲気を感じさせる店でした。
妻はハンバーグランチを、私はポークカツランチを注文しました。
とても繁盛している店で、開店からしばらくすると、近在の奥さん達や会社員らしい姿で満席になりました。
妻と二人、初めての店で食事を楽しみながら、隣に座った2人の主婦の話に聞き耳を立てて、少しだけ垣間見る楽しみにしばし時間を過ごしました。
どうもシンガポールへ行ってきた時の話をしているようで、妻もかつて旅した地を思い出したようです。
スープ、サラダの後に、パスタ、ハンバーグ、ポークカツレツ、ライス、パンを妻と互いに少しづつシェアして、最後はコーヒーとデザートケーキです。
ゆったりしたジャズボーカルを聞きながら、ゆっくりゆっくり食します。
1時間程して、店を出てきた時は、お腹も膨れてとても幸せな気分で、隣の妻もご機嫌の様子です。
帰りは駅前のデパートの中を、クリスマスの心地よい音色を聞きながら、ぐるりと廻って、家路につきました。
バスを降りると、、目に鮮やかな美しい黄金色の銀杏並木に、電力会社のクレーン車が所々数台止まって、枝を落としていました。
なんとも勿体なくも残念な光景です。