今日から12月、朝は7時過ぎに起きてゴミ出しをしました。
リビングには既に眩しい光が満ちて、起きよ、起きよと歌いざわめいているようです。
名古屋の今日の予報は、晴れ、最低6℃、最高16度、風速1.11m/s、湿度35%、良い天気が続いています。
大きな袋をぶら下げて、マンションの角まで来ると、若い男が、自転車をクルリと向きを変えて右の路を走っていきました。
軽自動車が坂を下っていくと、顔に当たる風が冷たく、冬来るの感が強くなります。
戻ってきて布団に入ると、入れ替わりに妻が起きて、朝の支度を始めます。
夢の中で、綱引きをしているような奇妙な光景があって目覚め、時計を見ると予定通りの時刻でした。
今日は名古屋駅まで、妻のおともで遺言書の作り方に関して話を聞くため銀行へ行くことになっていました。
私は現在69歳で、いたって健康ですが、現在のご時世いつ三途の川を渡ることになるか分かりません。
突然上から何か落ちてきたり、交通事故であっけなくしんでしまうニュースは枚挙にいとまがありません。
そうなった時、残された妻は、生きていくためには私が残したわずかな蓄えに頼るしかなくなります。
久しぶりで妻と地下鉄に揺られて名古屋駅まで出てきました。
なぜ銀行かというと、妻が利用している銀行の窓口担当から、たまたまそのようなお勧めがあったようです。
最初私は、人を何人か集めてセミナーのような形でやるのかと思ったら、そうではなくて、個室に案内されて、銀行担当者との1対1の対面商品説明のような感じでした。
銀行の去年新しく立ち上がった遺産相続処理サービスの男性担当者が対面で質問も含めて色々と説明するというものでした。
私たち夫婦は、子供がいないので、私が死んだら、遺された妻にすべての財産を相続させたいと考えていますが、もし遺言者にそのような記載がないと、法定相続人としては、私の兄弟たちがいますから、彼らと遺産分割協議をしなければいけなくなります。
従って、私が、自分が亡くなったら妻に遺産のすべてを相続させる遺言を作成しておけば、そのような遺産分割協議をする義務がなくなります。
もっともシンプルな遺言書は下記のとおりです。
遺言者 〇〇〇〇は次の通り遺言する。
遺言者に属する一切の財産は、妻 〇〇〇〇(昭和○年○月○日生)に相続させる。
令和○年○月○日
東京都港区六本木○丁目○番○号
遺言者 〇〇〇〇 (印)
ここで、全文を自筆で書くこと、日付を書くこと、名前を書くこと、押印(できれば実印で)が、要件として満たされていれば、遺言書は有効です。
財産の詳細、財産目録はあればあったで良いのですが、無くても遺言書として成立します。
さらに「検認」などの面倒な手続きを避けられる「公正証書遺言」であれば無料で保管もされるので確実です。