窪美澄「夜に星を放つ」の短編集の第一話

5月3日、金曜日、快晴、5時半過ぎにトイレで目が覚めたので、そのまま起きてゴミ出し、このところ一番乗りで網を引き出すのが面倒です。

今日は憲法記念日で祝日、定年退職後は、休日も祝日もほとんど分からな内に静かに穏やかに過ぎていきます。

昨日、図書館へ返却するのを忘れた小説のために外出するのですが、閉館時間が午後5時ですから、昼下がりのような明るい日射しの内に退館することになります。

今日の名古屋は、晴れ、最低14度、最高25度、風速0m/s、湿度48%、ゴールデンウィークも後半、残り月曜日までの4日間。

図書館は、親子連れが目立ちますが、さして混んでいるわけではありませんでした。

シルバーパスは、今日3回使って今月7回目、3×2-7=₋1回のマージンで、ストックが初めて減りそうです。

窓口を一番最初に済ませて、書庫をすこし見てから、ソファが用意されていたので、身を沈めて2日前に借りた窪美澄「夜に星を放つ」の短編集の第一話「真夜中のアボカド」を読み始めました。

話の筋書きは、主人公は32歳のOLが、婚活アプリで知り合った34歳のプログラマーの男と付き合い始めますが、その男には妻も子供もいたという落ちでした。

その間の話が、色々と今風に色付けられていますが、結局は男に騙された本筋はあまり読後感の良いものではありません。

一体、彼女はどうすべきだったのでしょうか。

虚実が混沌としたネットなどを使うのではなく、昔ながらの親類血縁を通じてのお見合いか、結婚を斡旋する組織を通じた婚活であれば、このような相手の男が既婚者であったなどというリスクはなかったのではないかと思います。