恐ろしい人食いバクテリアの患者報告数が急増している

4月6日、土曜日、晴れ、白っぽい青空ですが、日射しもあり、桜は満開です。

このところ、ネットニュースで劇症型溶血性レンサ球菌感染症が増加している記事が気になっています。

人食いバクテリアとも呼ばれ、手足を壊死させてしまう病気で、30%の致死率があると言われる恐ろしい病気です。

通常、レンサ球菌に感染しても皮膚に感染症が発生したり、咽頭炎や扁桃炎、中耳炎などにかかる場合がほとんどで、重症化するケースは少ないと言われますが、菌が傷口から血液に侵入してしまうことで劇症化します。

初期症状としては、”手足の腫れ“”激しいのどの痛み“があります。

また、初期症状は、発熱や悪寒、頻脈、下痢、嘔吐など、インフルエンザ症状と似ています。

はじめは四肢の先端部分から軽い痛みや赤い発疹がでてきます。

そこから急激に病状が進行し、手足が腫れ上がり、1時間に1cmというスピードで壊死していきます。

壊死した部分から、さらに菌が全身に回り、わずか数時間で重篤化します。

それが原因で血圧の低下や肝臓や腎臓、肺などの多臓器不全からショック状態になってしまい、発症してから数十時間で亡くなってしまうこともあります。

仮に一命を取り留めても、壊死してしまった部分は切断するしかありません。

そのため、手足に赤みを伴った痛みを感じたら、早急に病院へ行くことが勧められます。

けがや水虫の傷口から感染したとみられる事例も少なくないため、足を清潔に保ち、入浴時によく観察して確認することが重要です。

足の腫れと40度近い高熱が同時に出た場合は、速やかに救急車を呼ぶことが肝要です。

国内の患者が2023年に過去最多の941人となり、高齢者の患者が大半を占めているとのことです。

2024年も2月11日時点で290人の患者が確認され、前年同時期より186人多くなっています。

現在、昨年の患者報告数の3倍のペースで増加していると言われています。

予防法としては、うがい手洗いやマスクなどである程度、感染を予防することが出来ます。

また、人込みを避けて生活することも予防法の一つです。

接触感染については、手足などの洋服の外に出る部分に傷がある場合には、絆創膏などでしっかり保護をして直接接触しないように注意します。

今日の名古屋は、小雨、最低13度、最高21度、風速0m/s、湿度93%、予報は外れて晴れい陽気となり、食後の食器洗いの水の冷たい辛さも解消しました。

午後からスポーツジム、スポーツジムは4月3回目、シルバーパスは、今日2回使って6回目、6×2-6=6回のマージンです。

海外の事例で、スポーツクラブのシャワー室を使った男が、劇症型溶血性レンサ球菌感染症に罹患し、足の傷から入った菌により足を切断することになってしまったという記事を読んだことがありました。

確かに、不特定多数が利用するスポーツジムのシャワー室もそのようなリスクがあり、利用はできるだけ控えた方が無難かもしれません。

コロナウィルスが最初に日本で流行した時にも、米国旅行から帰国した保菌者の主婦がスポーツジムでウィルスを拡散させてしまったということがありました。

スポーツジムへ通うことは、今や私の健康のための良き習慣となりましたが、可能な限りリスクは減らした方が賢明です。

今日は、ジムから早めに帰ってきたので、イオンで、牛乳、トマト、ヨーグルト、パン、塩大福を購入して帰宅しました。