1月13日金曜日、朝は空気が冷たくて床から起きずらく、年年歳歳心もとなくなるのは70歳の大台を超えたからかもしれません。
沢山の情報があり、知識もそれなりにつくのですが、やはり、自らの身に起きることは、初めてのことであり、驚きと不安を常に伴うものです。
最近、膝が痛くなったのも歳相応と言われればその通りですが、路で行き交う足の不自由になった高齢者たちをみると、ぞっとして、家の中でスクワットや腕立て伏せをせっせとやるようになりました。
今日の名古屋は、曇り、最低9度、最高15度、風速0.28m/s、湿度38%、雨が降る予報があったようですが、今のところまだ大丈夫なようです。
昨日は、持病の薬が無くなったので、近くのクリニックはほぼ1か月振りに行きました。
待合室は、ほぼ満室で、かなりの高齢者が多く、コロナ感染も心配なので、なるべく人の居ない廊下で待つことにしました。
40代か50台の中年男が、父親でしょうか、杖を持って仏頂面をした老爺の前に立って「膀胱炎だとよ、菌が入っとる」と言っています。
車いすに乗った白髪のやせ細った老婆を中年女性が押して、診察室へ入っていきました。
しばらくして出てくると、老婆が何やら奇声を上げていて、中年女性が宥めながら、出口に向かって車いすを押していく姿が見えました。
クリニックから帰ってきて、しばらく時間をおいて、図書館へ予約本を受領するために出かけました。
バスで駅に着くと、学校が終わったのか学生たちで溢れかえっていました。
図書館では、冬の日射しを浴びながら、高齢者が新聞を黙々と読んでいました。
新しく入った本を手に取り、掲架してある本の表紙を歩きながら眺めてから、あまり長居をすることなく図書館から出てきました。
帰りにデパートの本屋さんに立ち寄り、再びバスに乗りました。
またふと思い立ち西友で定番の買い物をして帰宅すると、辺りはすっかり暗くなっていて、キッチンで妻がパチパチと賑やかしい音を立てながら夕飯の支度をしていました。
一日の終わりはいつも穏やかでありたいものです。