耳の症状についてしばらく様子を診ると言われて安心したが、言わば執行猶予状態というのにすぎない

朝、アルコープの観音竹に水をやりに行ったら、雨が降っていて、時々小さな粒のような雨滴が吹き込んでくるようでした。

雨のせいか、少し気温が下がっているようで、戻ってきてからリビングでカーディガンを羽織りました。

今日から5月、初日の1日から生憎の雨となってしまいましたが、深い森の中でひんやりとした空気に包まれて雨音を聞きながら過ごしているような一日です。

名古屋の今日の天気は、雨、最低9度、最高15度、風速0.56m/s、湿度94%、少し肌寒さを感じるくらいの気温となりました。

喉元過ぎるとすぐに忘れてしまうのが、体の不調です。

体の調子に常に、耳を澄ませていること自体が、歳を取ったことの証だと言われそうですが、やはり健康だけは、何物にも代えがたいものです。

耳の話は、私にとってまだつい先日のことですから、しばらくして薄らいでいくまで、繰り返し反芻すべき話題です。

耳鼻咽喉科の医師から、今しばらく様子を診ると言われて安心して帰ってきましたが、しばらくしてネットでもう一度調べてみたら、そう簡単なことではないことが分かりました。

鼓膜の石灰化が見られるだけで、聴力障害がほとんどないのであれば、まだ治療の必要は無いということですが、私の現在の状態がどのレベルであるのかは、分かりません。

たまたま診てもらった医師が、今はまだどうしても手術をする段階では無いと判断したのに過ぎません。

鼓膜の振動部分が周囲の骨と固着したり、鼓膜の振動を内耳に伝えるための耳小骨が周辺の石灰化している箇所と固着したりすれば、中等症以上の伝音難聴として、鼓室形成術というのが必要になります。

鼓室形成術は、硬化している病変を摘出除去して、場合によっては中耳内の耳小骨を外して消毒洗浄を行い。その後人口耳小骨置き換えなどを行う大変な手術です。

簡単に切って、鼓膜の自己再生能力を活性化して治療する手術は最も軽い症状の場合に適用されるものです。

私も、今後の耳の症状の進行状態によっては、どうなるか分かりません。

私はいわば、現在、執行猶予状態にあると言っても過言ではないのかもしれません。