ピエール・ルメートルの「その女アレックス」は常に意外な展開のある犯罪ミステリー作品

今日も快晴、ゴミ出しを7時少し前に出すと既にゴミ袋1つが網の下に入っていました。

小瓶一つ捨てるため、回収かごのある集積所まで歩いて、周囲を見渡すと朝餉の支度をする音が聞こえてくるようです。

朝の陽ざしが柔らかく周りを照らしだしていました。

今日の名古屋は、曇り所により晴れ、最低8度、最高18度、風速0.56m/s、湿度41%、キッチン21.9度、リビング窓際22.6度、やはり予報と実際はずいぶんと差があります。

妻は今日も外出しているので、明日妻の実家へお米を運ぶ予定もあり車のバッテリーを充電しました。

パルス充電を始めてから、100%充電完了までわずか2時間あまりの速さに驚きました。

今までの最短かもしれませんが、益々バッテリーの状態が怪しく思えてきました。

もし月曜日の車検に無事通ったら、再生バッテリーを購入して載せ替えようと思います。

ピエール・ルメートルのミステリー小説「その女アレックス」を読み始め、後半4分の1のところまで読み進めてきました。

単行本で手ごろな大きさですが、450パージ近くもあり、かなりの長編にもかかわらず、ストーリーエンターテイメントと言えるほど、一度読み始めたら止まらない小説です。

ストーリーが進んでいくほどに、被害者が加害者になり意外な展開をみせるのがこの作品の見せ所のようです。

登場人物も少しひねっていて、小説の主人公アレックスという女と対になって交互に描かれるパリ警察のカミーユ警部は身長140㎝しかない小人症です。

部下の金持ちでいつもブランド品で身を固めている美男刑事ルイと、みすぼらしい恰好をして新入り刑事からタバコやら鉛筆をくすめるどけち刑事アルマンの組み合わせもユニークです。

事件は誘拐事件から連続殺人事件へ急展開していくのですが、主人公アレックスを描いていながら、彼女の過去や事件の起きた背景が後半まで一向に分からないという展開になっています。

本作品は映画にもなっているそうですが、小説を映画化した作品は、脚本によって多くの場合全く別作品になってしまうことが多いと思っています。