妻の整形外科受診にお付き合い

11月1日、火曜日、とうとう11月へ入りました。

朝から雨が降っていました。ゴミを出すと、勤めに出る40代くらいの男がそそくさと坂を下っていきました。

11月の気温は3月とほぼ同じと言いますが、ハロウィンと桜、全くイメージが重なりません。

これから厳しい寒さに身構える11月と、次第に温かさが増し期待も膨らむ3月とでは比べようもありません。

今日の名古屋は、にわか雨、最低14度、最高15度、風速0.56m/s、湿度98%、最高気温も15度、寒さの入口です。

妻が膝と外反母趾が痛いというので、総合病院の整形外科へ行くのに付き合いました。

総合病院と言っても病床200床以下の中病院です。

大病院へ行くと、特定機能病院や地域医療支援病院であったりすると、選定療養費として初診料7,700円が請求される恐れがありますから、それを避けて、中病院としました。

小さな、医院やクリニックへ行くのが良いのですが、何かあった場合、それなりに設備のある総合病院の方が安心かなと思い中病院としました。

雨の中、バスと電車を乗り継ぎ、病院へ着くと11時近くになっていました。

ここでも、周囲は80代以上と思われる高齢者ばかりで、歩行器を押して、窓口で女性事務員の説明を聞いている老爺は、言われていることがよく理解できないのか、何度も同じ言葉を繰り返していました。

付き添いも無く、病院へ訪れる高齢者は大変です。

明日は我が身と思えば、身につまされます。

受付窓口で、妻が初診の用紙やら何やらを書き込んで済ませ、整形外科の窓口へ移動しました。

待合室で座って待っていると、今日の当番医は、残念ながら若い男性医師のようで、できたら女医の方が気兼ねなく話せると思っていた妻にとっては期待外れでした。

待合室には、杖をついた高齢者や、膝や腰の関節の痛みとは無縁と思われるような、若い男性や女性も居ました。

あまり広くない待合室の椅子は、所々空きのある状態で満席ではありません。

待合室に、ほぼ人がいなくなった頃に、ようやく妻の名前が呼ばれました。

レントゲンを撮ってもらい、特に骨に異常は無く、関節の隙間も保たれているので、痛みは筋肉不足かもしれないという診断でした。

外反母趾もそれほどひどくはないが、インソールで対策した方が良いということで、足の型をとったようです。

案ずるより生むが易しで、病院へ来るまでは、色々と心配しましたが、思っていたほど悪くは無く、一安心というところです。

インソールは1週間後に出来上がるようなので、来週また病院へ来ることになります。

インソールの自己負担は、3割負担で、区役所で申請すると7割が払い戻されるしくみになっているようです。

帰りは、妻も気分よく、駅前のデパートへ寄ってから帰宅しました。