音楽は著作権の束と言われるほど、多くの権利が関わっている

午前中のニュースでは、台風14号は九州の福岡を通過中でしたが、ここ名古屋も風が強く、時々咆哮が聞こえてきます。

朝6時過ぎ、すっかり明るくなっても、さすがに、西のベランダのサッシを開けると、尋常ならぬ風が吹き込んできます。

不思議なことに南のベランダのサッシを開けても、さして風が入ってこないので、リビングの室温は昼時30.5度と、危険温度と言われる31度にあと少しで届くレベルまで来ています。

さすがに妻も根を上げて、エアコンのリモコンスイッチを入れました。

名古屋の天気予報は、にわか雨、最低23度、最高30度、風速2m/s、湿度70%、台風が一つ通過するたびに秋風が立つと言いますが、明日以降どうでしょう。

昨夜は、窓越しに遠く、夏の終わりと告げる花火を眺めながら、夕食のカレーを食べていました。台風がやってくる前の花火とは、大嵐の前の宴のような奇妙さがあります。

宴につきものなのが、音楽ですが、自由奔放な精神で創られたこの音楽には、数限りないほど多くの縛りが絡み合っています。

音楽の著作権というのはとても難しくて、特に音楽は著作権の束であるとも言われるほど、多くの権利が関わって、その利用のためには雁字搦めの多くの規制があります。

五感に最も訴えかけるもの故、著作に関しては多くの権利で守られているのかもしれません。

法律の話はともかく、素人である私たちにとっては、こうすれば著作権に引っかからないという事例を知ることが最も分かりやすいです。

一般的に、著作者が亡くなって70年が経過すると消滅すると言われます。

それでは、クラシック音楽は著作権保護期間がとっくに過ぎているから、自由に利用できるかと思われますが、そうではありません。

クラシック音楽の場合、音源を録音し個人視聴以外の目的で利用する場合は、原盤権への承諾が必要となります。

原盤権はレコード会社が持っていることがほとんどですから、自由に利用できないことになります。

音楽の著作権に関しては、JASRACが著作権管理をしていることがほとんどですから、そのホームページで、J-WIDなどの楽曲データベースで調べることができます。

J-WIDを覗くと、既に著作権の消滅している楽曲の情報もあるので、興味深く読める内容もあります。

JASRACは、YouTubeと包括的利用許諾契約を締結しているので、YouTube上にある楽曲を引用として、自身のブログに掲載することが可能なようです。

YouTubeオーディオ・ライブラリからは、動画の効果音などのために録音しても問題は無いようです。