海外ではマイクロプラスチックの問題提起から、プラスチックごみの削減が進んでいる

5時に起きてゴミ出し、既に少し暑さを感じましたが、戻ってきて室温を見たら、24.6度でした。

昨日は妻が実家の老父母の通院に付き添うため外出していたので、風呂の掃除をしたり、モップをかけたり、爪を切ったり、夕飯のため、ゆで卵と、野菜炒めを久しぶりに作りました。

かえって普段よりも忙しくて、夜が遅くなりましたが、キチンと5時ごろに目が覚めるのは不思議なものです。

今日の名古屋の天気は、曇り所により晴れ、最低21度、最高30度、風速0.28m/s、湿度52%、とうとう最低も20度を超え、ここから先は地獄のような暑さが巡ってきます。

プラスチックごみの再生に興味をもったところで、海外は如何にと思いネットで検索すると、問題として提起されているのは、プラスチックごみの再生利用ではなくて、そのまま自然界へ廃棄されたプラスチックごみに起因するマイクロプラスチックの問題でした。

1991年にイタリアの海岸に打ち上げられたクジラの胃から50枚ものレジ袋が見つかったことから、レジ袋の無料配布規制がヨーロッパから始まり、ここ日本でもレジ袋有料・マイバッグ推奨の動きとなりました。

世界のプラスチックごみの排出量が多い国トップテンは、米国、インド、中国、ブラジル、インドネシア、ロシア、ドイツ、英国、メキシコ、日本です。

1人当たりのプラスチックごみ排出量の多い国トップテンは、米国、英国、韓国、ドイツ、タイ、マレーシア、アルゼンチン、ロシア、イタリア、ブラジルです。

米国はプラスチックごみの90%を埋め立てたり焼却しており、リサイクルしているのはわずか10%にすぎません。

そしてリサイクル可能なプラスチックごみの半分を、30年もの間、海外へ、特に中国のほか、ごみ処理のためのインフラが整っていない発展途上国へ輸出してきました。

2018年に中国が国内の環境問題改善のために廃プラスチックの輸入を禁止したことで、米国からの輸出量は大幅に縮小し、それがきっかけで、プラスチックを原料とするストローやマドラー、マイクロビーズ入りの洗顔料や歯磨き粉の製造や販売の禁止、いくつかのガイドライン・取り組みが進められるようになりました。

中国は日用品や工業製品に使うため、安価な再生素材獲得のため世界の廃プラスチックを輸入してきました。

中国が、1988年から2016年までに輸入したプラスチックごみは計2.2億トンであり、これは世界で発生した廃プラスチックの約7割を占めるといわれていました。

廃プラスチックなどの輸入を2017年末を機に禁止するとともに、2019年末までに国内資源で代替可能な固体廃棄物の輸入を段階的に停止すると発表しました。

2016年には月60万トンだった廃プラスチックを18年には月3万トンにまで減少しました。

経済成長が著しいインドでは、2022年までにすべての使い捨てプラスチック製品を禁止する取り組みが進んでいるようです。

既に2019年にはカップ、皿、小型ボトル、ストロー、ビニール袋、特定の種類の小袋の最大6種類の使い捨てプラスチック製品が禁止されています。インドはプラスチックごみに足して最も厳しい国の1つとなりました。