毛細血管拡張症は見た目気にしないのであれば治療は不要

6月7日、火曜日、朝6時、窓を開けると、風とともに少しひんやり冷たい空気が流れ込んできました。

玄関ドアを開けた瞬間、強烈な光芒が顔をなぶります。

ゴミ袋を下げて地上へ降りていくと、朝日が駐車場に停めた私の車のフロントを、強く照らし出していました。

弱いながらも風がクルクルと回りながら、坂道を吹いていました。

名古屋の天気は、晴れ、最低16度、最高25度、風速2.5m/s、湿度48%、午前中に妻に頼まれて古い毛布を近くのスーパーで廃品回収に出すために車を出しました。

ついでに少し買い物をして、帰りにガソリンスタンドへ寄りました。大きく無骨な白いベンツの4駆から男が降りてきました。

妻はタレントの誰それも乗っていると言います。私は一言、無駄と言うと、あなたこそとしばし妻からの反論を受ける羽目となりました。

私はあれは一人でバスかトラックを乗り回しているようなものだよと言いたかったのですが、全く視点が違うようです。

大きな車は省エネ省資源の観点からは反社会的ですが、絶対的に自分の命を守ってくれる高い安全性があるし優越感を味わうこともできます。逆に軽自動車は、省エネ省資源にかなっているし税制も優遇されて維持費が最廉価ですが、絶対的なクラッシャブルゾーンの不足から最終的に命を守ることはできません。

車へ求めるものは人それぞれで、最後は理屈ではなく好き嫌いで決まってしまうことも確かです。

帰ってきて、パソコンの前に胡坐をかいて座り、ふと足を見ると、歳のせいか、或いはもっと以前からだったかわかりませんが、赤い毛細血管が目立つようになった気がします。

ネットで調べると、クモの巣状静脈瘤と言うのだそうです。

これがもう少し粗くて青い静脈が網の目のようにみえるのが、網目状静脈瘤とのことです。

言われてみると、私の足には両方見られるような気がしますが、気のせいでしょうか。

クモの巣状静脈瘤は正確には「 毛細血管拡張症」というそうで、いずれにしても、無症状なので、基本的に治療は不要だそうです。

原因はホルモンの影響、遺伝、皮膚が薄いことなどの要因に加え、静脈の血圧が高くなることにより毛細血管が拡張・蛇行するのだそうで、女性が妊娠中に発生することが多いとのことです。

年配者においては足部にクモの巣状静脈瘤がみられることが多々ありますが、この際は静脈壁や周囲支持組織の加齢性変化も伴っての発症とされているようです。

女性が美容上で治療する以外は、治療は不要とのことですから、まずは安心ということでしょうか。