疾患名の付け方も、ところ変われば、真逆になる

朝からどんより重く垂れこめています。

窓を開けておくと、少しひんやりとした空気が部屋へ入ってきます。

時折ぽつぽつ降っている雨で、きれいになったのでしょうか。

昨日、車を洗いに行って良かったと思いながら、外を眺めやると、色とりどりの傘を持った子供たちが通り過ぎていきました。

今日の名古屋は、小雨、最低16度、最高19度、風速0.28m/s、湿度78%、今日一日ぐずついたような天気が続きますが、明日はまた晴れるようです。

歳を取ると、アザや黒子、何やらよく分からない斑点などができて心配になることがあります。

風呂に入ったときなどに、お腹の辺りに赤い斑点があって、以前からこれは何だろうと思っていました。

ネットで検索すると、すぐに判明しました。

老人性血管腫というもので、何でもかんでも老人云々と付くのは気に入りませんが、とりあえず分かりました。

老化による血管の増生により皮膚にできる小さな血管腫だそうです。

シミと同様、加齢とともに誰にでもできるもので、早い人は20代から、40歳から45歳の間によく見られ、中年になるにつれて増加しやすくなるとのことでした。

20代で出ることがあるのなら老人云々と名前を付けることはないだろうと、尚も拘りたくなります。

大きいものでは3~4mm程度に成長し、首や胸元、腕、背中などによく見られるそうです。

良性腫瘍なので、とくに治療の必要はないということなので、一応安心しました。

しかし、自然に治ることはないので、できた場所によって気になる場合は、レーザー治療を施すことがあるそうです。

この赤い斑点の老人性血管腫は、ルビースポットと呼ばれることもあるようで、英語では、サクランボのように見えるということから、cherry angioma(さくらんぼ血管腫)と名づけられています。

英語と日本語の名前の付け方の余りの差に、半分笑えてしまいます。

疾患名の付け方も、ところ変われば、真逆になるのかもしれません。