2月21日、月曜日、週の初めですが今日は連休3日目、春分の日です。
昼と夜の長さが丁度同じになる日で、今日を境に、昼が次第に夜よりも長くなります。
朝が早い分、寝起きが早くなるのは結構ですが、夜型の私には、益々時間の領域が狭まって、昼もうつらうつらとする緩い季節が訪れようとしています。
今日の名古屋は、曇り、最低6度、最高15度、風速0.56m/s 、湿度46%、このところ最高気温が少し下がっていますが、昼間外へ出るとさほど低くは感じません。
春分の日は、ご先祖様への感謝の意味を込め、お墓参りや仏壇の掃除、お供えなどの供養を行い、それにあわせて自分自身の日頃の行いを振り返り、見つめ直すのが古くからの習わしといわれています。
父母が亡くなった地から遠く離れ、墓参りも容易にできぬ名古屋に住んで、父母のことを想うと、自身が70歳を超え、既に母より5年の歳月を永く生き、10年も経たぬうちに父の寿命に到達することを、もうここまできてしまったのかとつくづく余命という言葉の重さを意識せざるを得ません。
翻って、自分自身の辿って来た道を振り返れば、悔恨ばかりが累々と積み重なっているばかりです。
過去はともかく、先のことを考え、たとえ経済的に苦しくとも、心安らかにして、周りに迷惑をかけることなく、正々堂々と生きていきたいと思っています。
春分の日と言えば、二十四節気、春の訪れと、自然をたたえ、生物を慈しむ日でもあります。
次第次第に和んでいく陽気につられ、自然と幸せ感も増していく季節となります。
こし餡のぼた餅、つくし、はっさく、ふきのとう、いろいろと食が楽しい旬の食材も多々ありです。
これからの春を、ささやかに妻と楽しむのも良いかもしれません。