コロナワクチン接種をしない疾患を持つ高齢者は接種による死亡情報ばかりを一生懸命注視する

今朝から太陽がビルの間からとてもまぶしく、まともに東の空を観られないほどです。

6時過ぎに起き、着替えてゴミの袋を結わえて外に出ました。

家の中はベランダのサッシを開け放っても全く風は通りませんが、外へ出ると、西からの風が、かなり強く、顔や腕に当たり心地よく感じられます。

坂道から常時吹いてくる風を受けながら戻ってきて、キッチンの気温をみると31.4度となっており、外の方がよほど涼しく感じられる朝でした。

エアコンの効いた寝室で、再度ベッドに就いて、口回しをしているうちに眠りに入りました。

今日の名古屋の予報は、曇り、最低25度、最高34度、風速1.39m/s、湿度40%、明日明後日はまた雨が降りそうですが、その後また晴日が数日続いて、次第に最高気温は下がっていくようです。

とうとう今日は8月の最終日で、明日からは新たな9月がはじまり、次第に秋の気配を感じるようになるのかもしれません。

妻の実家の義母がようやく今日、新型コロナワクチンをいつも通院している病院で接種することになりました。

接種後、何かあってもすぐに対応できるだろうことを期待しての病院での接種です。

義母は90歳を超えて、心臓が弱いので、接種後の副反応が心配しています。

つい先日まで体中に湿疹ができて、通院しており、ようやく治ってきたので、医師にワクチンを接種しても良いだろうと言われて打つことにしました。

今日は病院まで、妻の妹が付き添って行くことになっているので安心です。

義母のように疾患を持っている人は副反応に関してとても敏感です。

接種後に、死亡例が出ていることに強く反応します。

義母のように同じ心臓に問題を持っていた人の接種後の死亡例がニュースに出ると、それだけでワクチン接種を拒絶します。

ワクチン接種を受けて不幸にして亡くなる確率よりも、ワクチン接種しないでコロナ感染して死亡する確率がはるかに高いのですが、ニュースでは死亡した事例だけを大きく報道するので、聞いた本人は接種すると死ぬかもしれないという恐怖だけが大きくなって接種をやめようということになってしまいます。

先日接種後の死亡があったのに、今日も死亡があったと、接種による死亡情報ばかりを一生懸命注視しています。

ワクチン接種を1回打てば、コロナ感染しにくくなるだろうとして、さらに副反応が強く出る2回目の接種はやめようと危うい判断をすることになってしまいます。

コロナデルタ株は感染力が極めて強いので、接種を1回打っただけではほとんど効果が無いことは、テレビでさえ何度も伝えられています。

たとえ30%の効果しかなくても、やらないよりは効果はあるのだし、普段外出せず外へ出ても誰とも話をしないのでまず大丈夫だろうとし、ワクチン接種して死んでしまうよりはマシと考えるようです。

2回ワクチン接種した近親者でも、コロナデルタ株に感染しないという保証はありません。

感染した近親者からコロナ感染したら、近親者を恨むことになるのでしょうか。

かりに重症化して死亡したら、近親者に多くの悔恨を残すことになるかもしれません。

コロナデルタ株は空気感染の危険性も伝えられているので、たまたまいつもの通院で感染するリスクもあります。

あまり報道されていませんが、ワクチン接種をしないと決めてコロナ感染して重症化した高齢者は、あの時ワクチン接種しておけばよかったと後悔することが多いようです。

少なくなったとはいえ、いまだに高齢者のコロナ感染死亡のニュースが伝えられるのは、疾患を持った高齢者がワクチン接種をしないという危うい判断をしているのが元凶になっているように思えます。